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世界初のオフィスビル組込み立体駐輪場「サイクルツリー」が(仮称)清和梅田ビルに設置されます!

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(仮称)清和梅田ビルは、曽根崎2丁目にある「旭屋書店本店」と、隣接する「梅田第一ビルディング」を地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ106.15mの超高層ビルに建て替える再開発計画です。JFEエンジニアリング株式会社のニュースリリースによると、オフィスビルに組み込んだ立体駐輪場を世界で初めて受注したそうで、この(仮称)清和梅田ビルに、ビル埋込み型としては世界で初めて機械式立体駐輪場(サイクルツリー)が設置されます。

※福島区民さんから情報を頂きました、ありがとうございました <(_ _)>


【公式HP】
JFEエンジニアリング株式会社>ニュースリリース

【過去記事】
(仮称)清和梅田計画 13.02
(仮称)清和梅田計画 12.08
(仮称)清和梅田計画 11.12
地下機械式立体駐輪場(サイクルツリー)


【スペック】
名称:(仮称)清和梅田ビル
階数:地上21階,塔屋1階,地下2階
高さ:106.15m
敷地面積:1,941.27m2
建築面積:1,160.74m2
延床面積:21,926.02m2
着工:2012年7月(予定)
竣工:2015年3月(予定)












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【出展元】JFEエンジニアリング株式会社>ニュースリリース



(仮称)清和梅田ビルに設置に設置される、機械式立体駐輪場(サイクルツリー)は、JFEエンジニアリングが手がけている機械式立体駐輪場の商品名で、オフィスビル組み込み型の立体駐輪場は世界初。(仮称)清和梅田ビルでは、1階から2階部分にかけて立体的に収容棚を配置、直径7m程度の円筒型スペースに18台収容する棚を5段設け、計90台の自転車を格納します。大阪市では2010年に、300m2以上のビルを新築、増築、改築する際、敷地内に面積などに応じた台数の駐輪場の設置を義務付ける条例が制定されました。今回のビル開発では、この条例をクリアする為に機械式立体駐輪場サイクルツリーが選定されました。











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現地の様子です。旧ビルの解体工事は既に終わっており、基礎工事が始まっていました。










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(仮称)清和梅田ビル周辺の様子です。今回オフィスビル内部に組み込む形で設置が決まった機械式立体駐輪場(サイクルツリー)。機械式立体駐輪場は設置費用が大きい為、大々的には普及していませんが、大阪市の条例で「一定規模の機械式立体駐輪場を設置すると、容積率のボーナスを与える」などの特典を設ける事で、一気に普及率を高め、都心部の放置自転車公害を減らす事が出来るかもしれませんね。今回のサイクルツリー設置のニュースを見て、そんな可能性を感じました。



1 COMMENT

福島区民

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これからはマンションにもこのような施設ができるかもしれませんね。

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