「ゆいレール」の延伸区間4.1kmの開業日が10月1日に決定しました! 2003年8月10日に開業した沖縄都市モノレール「ゆいレール」は、2013年から首里駅から浦添市内に入る約4.1kmの延伸区間の工事に着手しました。途中駅は首里方から、石嶺駅、経塚駅、浦添前田、てだこ浦西の4駅が設置されます。建設中の延伸区間が開通すると「ゆいれーる」の総延長は17kmとなり、大阪モノレール(大阪モノレール線+国際文化公園都市線)28km、東京都市モノレール羽田線17.8kmについて日本で3番めに長いモノレール路線となります。
延伸区間の開業日は、2019年春を予定しましたが、用地取得の遅れや、人手不足で工事を請け負う建設業者の入札が進まなかったため開業日を今夏が延期されました。その後も駅舎整備や券売機システムの改修などが必要になったため、開業日は2019年10月1日になりました。
延伸区間4.1キロ 10月1日に開業決定 沖縄のモノレール 3両化も推進 | 2019/5/23 – 沖縄タイムス+プラス https://t.co/ljDP8wVHWj
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) May 23, 2019
延伸後は1日平均6.2万人の利用を見込む
ゆいレールは利用者の増加に伴う混雑率の上昇を緩和する為、車両の3両化を検討しています。ゆいレールの1日平均の利用者数は2003年度が3万1905人でしたが、リーマンショックの影響を受けた2008~2009年ごろを除き、ほぼ一貫して増加しています。2015年度以降は毎年2000~3000人のハイペースで増え続け、2018年度は5万人を突破し、開業時の1.6倍となる5万2355人になりました。朝ラッシュ時の混雑率は2011年ごろが約80%でしたが、2017年度は120%まで上昇し、列車によっては160~170%に達しています。
今後延伸計画が開業すると現在より利用客が1万人増加する予想です。2018年度実績に1人をプラスすると6万2千人になります。この数値は仙台市営地下鉄東西線の昨年(2018年)の利用実績1日平均6万800人を超える値になり、大都市圏の地下鉄並みの利用実績まで成長する事になります。また、2020年の那覇空港第2滑走路が供用開始される事から、さらなる利用者の増加が見込まれています。
「ゆいレール」の駅施設は3両分が確保されており、大規模な土木工事は不要ですが、駅施設の改築や中間車の製造、信号施設の改良など、事業費は200億円以上と見積もられています。<仙台東西線>きょう開業3年目 利用者前年より9.7%増も予測8万人には依然届かず | 河北新報オンラインニュース https://t.co/f5EhHwV5kl @kahoku_shimpoさんから
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2022年に3両にすると発表しましたね。車両を現行ホームドアに合わせて作れば何とかなる気はします。