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近鉄の一般車に液晶モニタ(LCD車内情報案内装置)が設置される!


大手私鉄の中で唯一、一般車(通勤電車)に液晶モニタ(LCD車内情報案内装置)を搭載した車両が無かった近鉄ですが、最近ジワジワと液晶モニタを取り付けた車両が増えています。

 

 

こちらは近鉄奈良線の一般車に搭載された液晶モニタの様子です。路線記号、ラインカラー、駅ナンバー対応。

 

 

 

こちらは近鉄大阪線の車両の表示例です。ちゃんとラインカラーの青色が表示されています。大阪線の快速急行は五位堂を出ると18駅(26km)を通過するので途中が省略されています。

 

 

 

広域表示の様子です。急行が終点までに停車する駅と乗り換え案内が表示されていました。

 

 

 

停車駅に近づくと停車ホームの出口案内図が表示されます。

 

 

 

忘れ物にご注意の表示。

 

 

 

少し離れて見た様子です。ドア上に後付けされていますが違和感が少なく処理されています。

 

 

 


ようやく一般車に登場した液晶モニタ。他社は10年以上前から導入が進んでいますが、近鉄にもようやく21世紀がやってきた気がしました。近鉄はVVVFインバータ車を他社にさきがげて大量導入した為、その反動もあって近年通勤電車の新造が途絶えています。

 

 

 

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京阪6000系リニューアル車。最新形式と見間違うほどにリニューアルされた

京阪や阪急、南海は新車を毎年コツコツと導入する事に加え、80年代、90年代に導入した車両を新車に近いレベルまで車内設備をリニューアルする「体質改善工事」を行っています。近鉄の車内更新はランダム過ぎて理解できせんが、出来れば「ここまで引き上げます」といった基準を設けて、それに沿って計画的にリニューアルを進め、サービスレベルを高めてほしい、液晶モニタを眺めつつ、そんな事を思い浮かべました。

2 COMMENTS

くぼけん

写真を見る限り、シリーズ21ではない「赤い車輛」ですね。1250系あたり?やっとここまで来ましたか・・・。でも相変わらず、奈良線系統だけなんですよね~。わが名古屋線はいつになることやら。

アリー my dear

通勤形車両の取り替えが最も遅れてる近鉄・・・リニューアルと並行して、新車導入も切に願いたいです。

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