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御堂筋線ー淀屋橋駅グランドリニューアル工事の最新状況 23.08

大阪メトロは2025大阪関西万博に向けて実施する、地下鉄15駅の大規模リニューアルを進めています。

中期経営計画(2018~2024年度)で「地下空間の大規模改革」を掲げており、老朽化した駅の壁・天井の剥離や落下等を防止する安全対策工事に合わせてリニューアルを行い、駅自体を楽しめる空間として提供する取組みを行っています。

【出典元】
安全・安心の追求とワクワクする「地下空間の大規模改革」 9駅のリニューアルデザインが決定しました
駅デザイン案をブラッシュアップ 5駅のリニューアルデザインを決定しました
大阪メトロがグランドリニューアルされる5駅のデザイン案をブラッシュアップ!



※実施年は当初のスケージュル。計画よりも遅れている模様

2019年3月に約300億円を投じて計15駅(本町駅は御堂筋・中央線を2駅としてカウント)を改装する計画を発表し、同年8月に御堂筋線梅田駅・心斎橋駅など5駅の決定デザインを公開、2022年4月7日の発表で9駅が加わり、2025年大阪・関西万博に向けてリニューアルする全駅のデザインが明らかになりました。

 

大阪メトロ 淀屋橋・本町駅など9駅のリニューアルデザイン決定!約300億円を投じて合計15駅をグランドリニューアル



 

デザインコンセプトは『アーチ構造の象徴』



淀屋橋駅のデザインコンセプトは「アーチ構造の象徴」。古くから政治・経済の中心地として大阪を支えてきたこのエリアの伝統と格式を、重厚感のある石材やモノトーン基調で表現し、現状のシャンデリアを記憶のモニュメントとして踏襲しつつ、これまでの資産をモダンに再生。開業以来の基本的な構造はそのままに、現代に求められるサービス水準に引き上げるリニューアルとなっています。淀屋橋駅ではシンボリックなシャンデリアも再現されます。

 

事業期間は2023年2月13日〜2025年4月25日



現地に掲示されていた労災保険関係成立票です。事業期間は2023年2月13日〜2025年4月25日となっています。発注者は大阪メトロ、事業主は銭高組となっています。

 

2023年8月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年4月だったので、約4ヶ月振りの取材です。

 


ホームの南様子です。天井のリニューアル工事を行うための「仮設天井」が構築されています。

 


線路側壁面の様子です。仮説天井の鉄骨を受け止める「ベース」が設けられています。

 


反対側にも同じくベースが取り付けられました。

 


シャンデリアを取り巻くように鉄骨が組まれています。


最後はホーム北端付近の様子です。リニューアル工事は、ホーム南側が先行、北側が少し遅れて実施されてます。

2023年4月の様子


現地の様子です。心斎橋駅のグランドリニューアルに続いて、淀屋橋駅の工事が始まりました!

 



ホーム上に現れた鉄骨の様子です。工事の為に設置される仮設の天井を支える柱になります。

 

 


見慣れたドーム状の大空間も2年ほど見られなくなります。

 

 


改札階に繋がる階段の様子です。

 


階段のタイルは相当年期が入っていますが、こちらも見納めになりそうです。

 


ホームを見通した様子です。

 

 


淀屋橋駅といえば、特徴的な形をしたシャンデリア。現在のシャンデリアは見納めとなりますが、リニューアル後も、このデザインを引き継いだ新しい照明が設置されます。

 

 



シャンデリアのアップです。よく見ると、1970年代に流行したSF風のデザインでレトロフューチャーな印象があります。

 


真下から見上げた様子です。

 

 


真横から見た様子です。宇宙戦艦ヤマトに出てくる「波動コア」にも見える・・気がします。

 

 



リニューアル工事が始まった淀屋橋駅。先にリニューアルされた心斎橋駅駅の出来映えが素晴らしいので、淀屋橋駅のリニューアルにも期待したいと思いました。

2 COMMENTS

アリー my dear

心斎橋駅の出来映えがお見事でしたので、淀屋橋駅も同様に期待しています♪

ガンマ

メトロフューチャー!!
ほんとぴったりの表現です!
構内の雰囲気イイですよねーーー。

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