過去最大のリニューアルとなる大規模改修工事を進めてきた伊丹空港ですが、2020年8月5日(水)にグランドオープンを迎えました。今回は36店舗が新たにオープンし、関西初・空港初のここでしか味わえないひとつ上の空港体験を提供する商業施設が登場しました。
最大の特徴は、国内線として日本初導入となる、搭乗ゲートへと続くクォークスルー型の商業エリア。今回は南ターミナル(ANA側)の様子をお伝えします。
商業エリアのフロアMAPです。保安検査場のスマートレーンを抜けるといきなり商業施設が現れます。曲がりくねった通路がエリア内の回遊性を促進し、新しい買い物体験を提案。滞留時間を増やして客単価UPを図るレイアウトとなっています。飲食ゾーンの中心にあるオープンスペースは食事や仕事、休憩に使用可能でキッズスペースも完備しています。
商業施設の入り口付近の様子です。曲線を描いた通路が特徴的です。
大きく曲がりくねったレイアウトが面白いですね。
商業エリア自体はそれほど大きくありませんが、個性的な店舗が並んでいます。
物販ゾーンを抜けた先に飲食ゾーンが現れました。
全体的なデザインは上品なフードコートといった感じです。
竹をイメージした照明など「和のテイスト」を鏤めたデザインとなっています。
ソファー席の様子です。
ソファー席の下部には充電用のUSBポートとコンセントが設置されています。
商業エリアの終点付近の様子です。
ついにグランドオープンを迎えた伊丹空港の大規模リニューアル。セキュリティエリア内に新登場した商業エリアは、個性的なレイアウトと店舗群が魅力的で、なかなかいいなと思いました。
去年秋に完成した関空T1の国内線エリア、伊丹のものを縮小した感じがしますね。
国際線エリアもこれに似たような雰囲気になりそうな気がします。