関西国際空港の年末年始国際線旅客は過去最高となる87.6万人を予想、前年比20%増加!

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成田国際空港、東京国際空港ターミナル、関西エアポートの各社は、2017年の年末年始(2017年12月22日~2018年1月3日)期間中の国際線旅客数の推計値を発表しました。予想数値は日本人と外国人の旅客数を合算したもので、総旅客数は成田が前年比11.0%増の120万4100人、羽田が5.9%増の64万1700人、関空が20.8%増の87万6300人で、いずれも前年を上回る見通しとなっています。






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■関空は前年比20%超増加し過去最高の87.6万人の旅客数を予想

関空は、訪日外国人旅行者の急増などもあり、出国者数が20.6%増の45万9100人、入国者数が20.9%増の41万7200人を予想しています。LCCの増便や新規就航で、週間便数が25.6%増の353便となった韓国で34.3%増で、全体的に搭乗率が上昇傾向にある中国は32.0%増。LCCの便数が減った台湾も4.1%増を見込んでいます。







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■急成長が続く関西国際空港。アジア各国の航空需要の取り込みが今後の成長の鍵

関西国際空港ですが、少し前の成田並みの旅客数まで増加しており、物凄い成長振りです。来年の年末年始利用客数は100万人を突破するのではないでしょうか?すでに語り尽くされた感はありますが、関空の成長の原動力はLCCを中心としたアジア各国からの旅客数の増加です。これらの国々の基幹空港は益々利用客数が増加傾向にあり、空港の巨大化も留まる事を知りません。その為、今後も特に東南アジア各国の航空旅客の増加は確実で、関空はその行き先の1つとして、各国の成長の恩恵を受け続ける事になります。関西国際空港は、このアジア各国の航空需要の爆発的な成長を受け止められる様な戦略と先行投資が今後の成長の鍵になってくると思います。