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ダブルツリーbyヒルトン大阪城」は2024年春にオープン!旧日経大阪本社跡「大阪・大手前一丁目プロジェクト」



日本経済新聞社旧大阪本社跡地の複合施設「大阪・大手前一丁目プロジェクト」に入居するホテルブランドが明らかになりした!

ヒルトンと大和ハウス工業は、2021年8月4日付けのニュースリリースで、「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」の運営受託契約を締結したと発表しました。「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」は、日本経済新聞社と大和ハウス工業が進める、大阪市中央区の日本経済新聞社旧大阪本社跡地の複合施設「大阪・大手前一丁目プロジェクト」に入居します。ヒルトンが運営し、2024年春の開業を目指します。

【出展元】
「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が2024年春に開業予定

 

 

 


ヒルトンは現在、大阪で最高級「コンラッド大阪」、高級「ヒルトン大阪」の2施設を展開していますが、今回のエントリーグレードの「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が加わり3施設となります。

ダブルツリーはヒルトンのエントリーグレードのブランドで、ヒルトンブランドの裾野を広げる役割を担っています。客室面積は概ね30㎡以下でヒルトンの中では比較的低価格ですが、純然たるビジネスホテルではなく、リゾートホテルやシティホテルとしての機能を備えたホテルとなります。

 


ヒルトンが展開するホテルブランド

・ラグジュアリー(最高級)
ウォルドルフアストリア、コンラッド、キュリオコレクション

・アッパーアップスケール(高級)
ヒルトン、エンパシースイート、キャノピー

・アップスケール(中級)
ダブルツリーバイヒルトン

・ミドルスケール(ローエンド)
トゥルーバイヒルトン

 

 

 



ダブルツリーbyヒルトン大阪城は、再開発計画「大阪・大手前一丁目プロジェクト」の6階から20階まで15フロアに展開し、客室数は全377室。レストラン・カフェバーやロビーラウンジなどの料飲施設、フィットネス・プール、エグゼクティブラウンジ、宴会・会議室4施設などを兼ね備える予定です。

大阪城に最も近いホテルの一つで、春に美しい桜を眺めることができる大川沿いの立地は宿泊者に高い満足感を与える事ができます。また最寄りの天満橋駅からは大阪都心の各所に短時間でアクセスできる他、京都にもダイレクトにアクセスが可能です。今後大阪では2025年に「大阪・関西万博」が開催され、国内外から多くの旅行客が大阪を訪れることから、大阪におけるアップスケール・ホテルへの需要が高まると予想されます。

 

 



同ホテルは、ヒルトンにとって大阪で三軒目のホテルです。コンラッド、ヒルトン、ダブルツリーの3グレード展開により幅広い客層に対してアプローチが可能となり、ヒルトングループの影響力を高める狙いがあります。

事業主の日経新聞と大和ハウスにとっても、低価格ながら「ヒルトン」の一員であるダブルツリーを勧誘する事で、同計画に必要な「国際競争力の向上に資する宿泊機能の導入」を果たす事ができます。

現時点で判明してる大阪都心部の外資系ホテルは、難波のセンタラグランド、堂島のフォーシーズンズに今回のダブルツリーbyヒルトン大阪城が加わり3件となりました。今後は、うめきた2期や中央郵便局跡、NTT西日本本社跡、心斎橋プラザビル跡などに外資系ホテルが進出する可能性があります。

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