箕面市立 文化芸能劇場・船場図書館・船場生涯学習センター(箕面船場駅前地区まちづくり事業)の最新状況 21.11【2021年4月開業済】


出展:(仮称)箕面船場駅前に整備する公共施設の PFI 事業者を決定

箕面船場阪大前駅前地区が存する船場東地域は、昭和40年代に土地区画整理事業によって基盤整備され、大阪船場繊維卸商団地として、主に流通・業務系の土地利用を中心に発展してきました。同地区では、建物の老朽化や繊維業を取り巻く社会情勢の変化等からまちの更新期を迎えており、地権者と箕面市が中心となり、北大阪急行線の延伸を契機とした新たなまちづくりを進めています。

箕面船場駅前地区まちづくり拠点施設整備運営事業は、北大阪急行線の延伸に伴い新設される「箕面船場阪大前駅」の周辺地区の土地約4.8ヘクタールを対象とした再開発で、大阪大学箕面キャンパスの移転が決定しており、箕面市は、同地内において、文化ホール、生涯学習センター、図書館(箕面市の蔵書11万冊と大阪大学の蔵書60万冊を所蔵予定)、駐車場、デッキ、駐輪場等の各種公共施設を整備する予定です。

施設の設計・工事と、文化ホール、駐車場、店舗などの運営管理はPFI事業者が担い、図書館と生涯学習センターについては、大阪大学が指定管理者として運営管理する予定です。

 

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大阪大学箕面キャンパスが箕面船場に移転!



 

 

 

 


出展:大阪大学が、(仮称)市立船場図書館・ (仮称)市立船場生涯学習センターを管理運営します

箕面市はPFI手法により整備する「(仮称)箕面船場駅前地区まちづくり拠点施設整備運営事業」について、大林組、キョードーファクトリー、東京ビジネスサービスが構成する特別目的会社「PFI箕面船場まちづくり株式会社」と契約を締結しました。契約期間は2018324日から2036331日までで、契約金額(総事業費)は約1378千万円。2019年3月に着工し、2021年1月末の完成、同年4月の供用開始を目指しています。

 

 

 

 


出展:(仮称)箕面船場駅前に整備する公共施設の PFI 事業者を決定

施設の設計・工事と、文化ホール、駐車場、店舗などの運営管理はPFI事業者が担い、図書館と生涯学習センターについては、大阪大学が指定管理者として運営管理する予定です。また地権者施設は高さ100mを上限としたタワーマンションも計画されています。

 

 



計画名称 箕面船場駅前地区まちづくり拠点施設整備運営事業
所在地 大阪府箕面市船場東三丁目(箕面船場駅前土地区画整理事業地内)
交通 新駅「箕面船場阪大前」
階数 地上6階、棟屋2階、地下1階
高さ 29.781m
構造 鉄筋コンクリート造、一部SRC造、S造
杭・基礎
主用途 劇場、図書館、生涯学習センター、駐車場
総戸数
敷地面積 8,100㎡
建築面積 7,538.04㎡
延床面積 27,759.45㎡
容積対象面積
建築主 PFI箕面船場まちづくり株式会社
設計者 久米設計
施工者 大林組
着工 2019年03月15日(予定)
竣工 2021年03月31日(予定)
入居
備考 「箕面船場阪大前駅」の周辺地区の土地約4.8ヘクタールを対象とした再開発。文化ホール、生涯学習センター、図書館(箕面市の蔵書11万冊と大阪大学の蔵書60万冊を所蔵予定)、駐車場、デッキ、駐輪場等の各種公共施設を整備する。施設の設計・工事と、文化ホール、駐車場、店舗などの運営管理はPFI事業者が担い、図書館と生涯学習センターについては、大阪大学が指定管理者として運営管理する

 

2021年11月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年1月だったので、約10ヶ月振りの取材です。

 

 

 



箕面市が進めている、新駅周辺のまちづくりの中核を成す「複合公共施設」は2019年4月に着工し、2021年4月に完成しました。総事業費は約138億円です。「複合公共施設」は箕面市立 文化芸能劇場・船場図書館・船場生涯学習センターで構成されており、大学図書館の機能を持った市立船場図書館と市立船場生涯学習センターが5月にオープン、市立文化芸能劇場は8月にオープンしました。

 


北東側から見た様子です。施設の裏手側にあたる部分です。

 

 

 


南東側から見た様子です。

 

 

 



南西側、メインエントランス付近の様子です。こちらの建物は箕面市立 文化芸能劇場で、外観の特徴的な編み目のデザインは、箕面の地名の由来である農具の「箕(み)」と、船場地域を象徴する「繊維」をモチーフにしています。

 

 

 


文化芸能劇場前のペデストリアンデッキの様子です。2階レベルに広大な人工地盤が設けられています。

 

 


北西側から見た船場図書館の様子です。上層階には船場生涯学習センターが入居しています。

 

 

 

館内の様子


続いて館内の様子を見て行きましょう!まずは箕面市立 文化芸能劇場のエントランス付近の様子です。

 

 

 


2階のホワイエの様子です。「繊維」をモチーフにした天井のデザインが凄いです。

 

 

 



こちらは大ホールの様子です。箕面市の新たな文化発信として客席数1,401席をもつ大ホールは、コンサート、バレエ、ミュージカル、演劇といったライブパフォーマンスから、試写会、講演会など幅広い用途に使用可能です。

 


大ホールは、箕面の大滝をデザインモチーフとしており、コンクリートの凹凸壁は滝の岩を、客席の曲面は水門を、座席は水面に落ちた紅葉を表現しています。

 

 

 


壁面の様子です。大ホールは、自走式の音響反射板の採用や、最適な音響設計により、心地の良い豊かな音の空間を実現しています。

 

 


天井の柄は木々の木漏れ日、照明付木リブは滝のしぶきを表現しています。

 

 

 


続いて生涯学習センターを見て行きましょう。こちらは最上階のロビーの様子です。中央部にフットサルコートがあり自然光がたっぷりと取り込まれています。

 

 

 


6階には和室があり、縁側には坪庭が設けられていました。

 

 

 


最後はオープンエアになっているフットサルコートの様子です。

 

2021年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2020年1月だったので、約6ヶ月振りの取材です。

 

 

 


公共施設棟の新駅側の様子です。公共施設棟には図書館、生涯学習センター、新文化ホールが入ります。

 

 

 


公共施設棟の阪大側の様子です。

 

 

 


阪大の新キャンパス(写真左)との位置関係はこんな感じです。

 

 


コインパーキングは地権者施設用地で、高さ100mを上限としたタワーマンション等が検討されています。

 

 

 


地上から見た様子です。

 

 


北東側から見た公共施設棟の様子です。

 

 

 


南東側から見た公共施設棟の様子です。

 

 

 


南側から見た公共施設棟の様子です。

 

 

 

 


西側から見た様子です。

 

 

 

 


最後は阪大の新キャンパスと絡めたアングルです。

 

 

 

2020年7月の様子

 



現地の様子です。写真右側の建物が図書館、生涯学習センター、新文化ホールが入る公共施設棟です。手前の空地は地権者施設用地で、高さ100mを上限としたタワーマンション等が検討されています。

 

 


北側から見た様子です。

 

 


低層のビルですが延床面積2.7万㎡なので結構大きいです。

 

 

 


南東側から見た様子です。

 

 

 


最後は新駅「箕面船場阪大前駅」と絡めたアングルです。