※現地に掲示されいたパネルを撮影しました
北大阪急行線が千里中央駅から箕面萱野駅まで延伸され、中間駅として箕面船場阪大前駅が設置されるのを契機に、船場地区では新たなまちづくりが行われてます。箕面船場阪大駅前エントランス他整備工事は、地下駅である箕面船場阪大前駅の改札階から地上2階までを結ぶ吹き抜け空間を有したエントランスを整備し、改札階から地上2階のメインデッキまで直通するエスカレーターや各階に停まるエレベーターを備えたバリアフリー化された歩行者導線を整備するほか、地上レベルにイベントなどが行える広場を整備する、新街区の玄関口を整備する計画です。
【出展元】→箕面船場阪大前駅前エントランス他整備工事のお知らせ(令和4年1月の工事予定)
→箕面船場阪大前駅に隣接する船場広場と 箕面船場第一・第二駐輪場の PFI 事業者を決定
→北大阪急行線の延伸と関連まちづくり(最新情報はこちらから!)
完成イメージパース
改札階から地上2階のメインデッキを結ぶ長大エスカレーター
折り重なった屋根をめがけてエスカレーターが昇って行く。
エスカレーターを降りるとペデストリアンデッキに到達。新街区の各施設と直結されている。
駅前広場の完成イメージ。公園の様な空間が整備される。
駅前広場のと新街区の全景。
計画概要
計画名称:箕面船場阪大駅前エントランス他整備工事所在地:大阪府箕面市船場東3丁目 (箕面船場駅前土地区画整理事業)
主用途:パブリックスペース・カフェ・ギャラリー・トイレ・倉庫・機械室他階数:地上2階・地下3階
構造:地上S造、地下RC造、一部SRC造
建築主:箕面市
設計者:東畑建築事務所
施工者:村本建設
2024年1月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年8月だったので、約5ヶ月振りの撮影です。工事は、北大阪急行延伸線が開業する2024年3月23日を目指して最終盤を迎えています。
新御堂筋の上空設けられたペデストリアンデッキの様子です。駅の西側から直接アクセス出来るようになります。
エントランス施設の様子です。ランダムに重なり合った膜素材の屋根が印象的です。
新駅は3月23日に開業しますが、駅前広場の工事はこれからですね。
撮影ポイントを変えて、地上からペデストリアンデッキを見た様子です。
北西側からみたエントランス施設の様子です。
駅前には地下機械式立体駐輪場が設置されていました!
撮影ポイントを変えていきます。こちらは南側から見たエントランス施設の様子です。写真手前の敷地は駅前広場になります。
東側からみた様子です。
アップで見た様子です。このアングルで見ると「トンガリ屋根の家」の様に見えました。
近くで見た様子です。屋根に透過性のある膜素材を使用しているので明るい印象です。
2階レベルのデッキ見た、エントランス施設の様子です。
最後は新御堂筋を跨ぐ、ペデストリアンデッキを見通した様子です。
2023年8月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年4月だったので約4ヶ月振りの撮影です。
アップで見た様子です。折り重なるように設けられた屋根が姿を表していました!
新御堂筋の上空にはペデストリアンデッキが設けられました。駅の西側から直接アクセス出来るようになるので、かなり画期的なルートになると思います。
地上から見たペデストリアンデッキの様子です。
新駅のエントランス施設の様子です。この4ヶ月間で一気に工事が進み、完成イメージに近い外観が姿を表しました。現地で目撃して少し感動してしまった・・。
真横(南側)から見た様子です。屋根の素材が若干安っぽい気がしますが、デザインが凝っているので良い感じに見えます。
箕面市立文化芸能劇場側から見た様子です。
ハイアングルで見た内部の様子です。長大エスカレーターが地下に吸い込まれるように設置されています。
少し角度を変えてみた様子です。
最後は箕面市立文化芸能劇場のメインエントランスと同じフロアから見た様子です。ここが新駅の正面玄関的な場所になります。
2023年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年7月だったので、約9ヶ月振りの取材です。
アップで見た様子です。この9カ月間で工事がかなり進み、駅ビルの躯体が組み上がってきました!
特徴的な重なり合う屋根が見て取れます。
撮影ポイントを変えて、北側から見た様子です。新街区の玄関口となる建物なので、デザイン性の高いビルになりそうです。
最後は少し引き気味で見た計画地周辺の様子です。
2022年7月の様子
現地の様子です。新駅の建設工事とセットで駅前広場等の整備が行われています。
アップで見た様子です。大規模な掘削工事が行われた後、地下階の構築が行われています。
撮影ポイントを変えて、東側から見た様子です。
駅前広場の予定地付近の様子です。
さらに撮影ポイントを変えて、ペデストリアンデッキから見た内部の様子です。
最後は引き気味で見た敷地全体の様子です。こうやって見ると、エントランスの規模の大きさが実感できます。地下階から2階レベルまで一気に繋がるエスカレーターや、吹き抜け空間、折り重なった屋根などシンボリックな空間演出に期待が膨らみます。
◎北大阪急行の延伸区間、2024年3月23日に開業へ(鉄道コム)
https://www.tetsudo.com/news/2954/
北大阪急行電鉄と箕面市は23日、北大阪急行南北線延伸線(千里中央~箕面萱野間)の開業日を2024年3月23日に決定したと発表した。
画像にも写っていますが、ここに隣接するパチンコ屋は近隣店舗との統合により閉店したそうですね。
そして、この新駅から箕面萱野方面に徒歩圏内の元『COM 1号館』跡地には新しい箕面市民病院が移転予定と、延伸開業後の新駅周辺は利便性が向上し、街並みもよりいっそう進化してゆくことでしょう。