関西エアポート社は2019年7月25日付けのニュースリリースで、2019年上期(暦年:1~6月)の実績値を発表しました。19年上期の総旅客数は1614万人で前年比108%、発着回数は102,329回で前年比107%と堅調に推移しており、年間旅客数が通年で開港依頼初となる3000万人超え、発着回数の20万回超えが視野に入ってきました。
人 | 前年比 | ||
国 際 線 | 12,713,524 | 110% | |
日本人旅客 | 3,871,487 | 114% | |
外国人旅客 | 8,734,601 | 108% | |
通過旅客 | 107,436 | 123% | |
国 内 線 | 3,434,026 | 102% | |
航空旅客数(人) | 16,147,550 | 108% |
出展:関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港 2019年6月利用状況(速報値)
航空機発着回数の推移ー2015年-2019年(予想)
2015年合計 | 2016年合計 | 2017年合計 | 2018年合計 | 2019年予想 | 2019上期実績 | |
航空機発着回数(回) | 163,506 | 177,109 | 185,174 | 187,114 | 204,658 | 102,329 |
国 際 線 | 112,019 | 129,210 | 135,360 | 140,232 | 156,346 | 78,173 |
旅客便 | 96,668 | 113,719 | 119,379 | 124,715 | 141,186 | 70,593 |
貨物便 | 13,824 | 13,677 | 13,866 | 13,899 | 13,474 | 6,737 |
その他 | 1,527 | 1,814 | 2,115 | 1,618 | 1,686 | 843 |
国 内 線 | 51,487 | 47,899 | 49,814 | 46,882 | 48,312 | 24,156 |
旅客便 | 48,873 | 45,277 | 4,199 | 44,537 | 45,826 | 22,913 |
貨物便 | 932 | 1,084 | 992 | 574 | 448 | 224 |
その他 | 1,682 | 1,538 | 1,623 | 1,771 | 2,038 | 1,019 |
航空機の発着回数は上期10.2万回(107%)、国際線が7.8万回(110%)、国内線が2.4万回(101%)でした。上期の数値を単純に6ヶ月で割り、12ヶ月で掛け直した単純着地予想で、年間発着回数は20.4万回となります。
※単純着地予想=実績値/経過月数×12。季節要因や情勢変化は加味しない
航空旅客数(人)の推移ー2015年-2019年(予想)
2015年合計 | 2016年合計 | 2017年合計 | 2018年合計 | 2019年予想 | 2019上期 | |
航空旅客数(人) | 23,218,429 | 25,236,705 | 27,987,564 | 28,953,014 | 32,295,100 | 16,147,550 |
国 際 線 | 16,253,996 | 18,760,512 | 21,138,928 | 22,439,283 | 25,427,048 | 12,713,524 |
日本人旅客 | 6,074,639 | 6,376,858 | 6,618,382 | 6,968,561 | 7,742,974 | 3,871,487 |
外国人旅客 | 10,015,217 | 12,171,356 | 14,319,650 | 15,284,148 | 17,469,202 | 8,734,601 |
通過旅客 | 164,140 | 212,298 | 200,896 | 186,574 | 214,872 | 107,436 |
国 内 線 | 6,964,433 | 6,476,193 | 6,848,636 | 6,513,731 | 6,868,052 | 3,434,026 |
上期の数値を単純に6ヶ月で割り、12ヶ月で掛け直した単純着地予想で、年間航空旅客数は3229万人となり、開港以来初となる3000万人超えのペースで推移しています。
貨物扱量(t)の推移ー2015年-2019年(予想)
2015年合計 | 2016年合計 | 2017年合計 | 2018年合計 | 2019年予想 | 2019上期 | |
貨物扱量(t) | 719,331 | 729,085 | 834,485 | 828,662 | 748,074 | 374,037 |
国 際 貨 物 | 697,374 | 709,811 | 814,704 | 813,775 | 733,846 | 366,923 |
国際積込 | 333,262 | 336,679 | 383,714 | 401,806 | 347,840 | 173,920 |
国際取卸 | 364,112 | 373,132 | 430,990 | 411,969 | 386,006 | 193,003 |
国 内 貨 物 | 21,957 | 19,274 | 19,781 | 14,887 | 14,228 | 7,114 |
国内積込 | 10,589 | 9,416 | 9,420 | 7,125 | 7,086 | 3,543 |
国内取卸 | 11,368 | 9,858 | 10,361 | 7,762 | 7,142 | 3,571 |
実現するといいですね。
https://www.swiss.com/jp/ja/various/new-destinations-of-swiss-2020
アジアのMICE首都、これはMGMだけでなく、サンズも同じだろう。
明治維新以来没落していた大阪が新世界で勧業博を開催して創業意欲を煽り、大阪の民間有志の出資で東洋紡を三軒屋に作り、24時間操業して3年後に上場し大儲けして大成功、大阪が東洋のマンチェスターとなる礎をつくり、市が大々的に大阪港を改修して貿易を盛んにして大発展を遂げた。
今と似ており、勧業博が万博で、東洋紡がIR、大阪港が関空で符合する。
関空の世界的大空港化は必須で、大阪再生を後押しするには絶対必要、金が厳しいではなく、国と連携して工面して3本、4本にする必要がある。
幸いIRは東京は都知事選次第、横浜は港湾協会のドン藤木氏の大反対があり、難しいとみている。アジアのMICE首都なら大空港にせざるを得ない。
関空はLCCだけでなく、アジアの金満家に対応した空港に変身が必要。
大阪IRを「アジアのMICE首都に」
MGMリゾーツ会長
https://www.sankei.com/smp/west/news/190803/wst1908030020-s1.html
第三滑走路は資金面でなかなか難しいと思います。しかし、世界でも少数の海上、24時間発着可能な国際空港の強みを発揮して、深夜の離発着便を増やせば、まだまだ就航数を増やすことが可能です。相手国の便利な時刻に合わせて、ダイヤを組むこともできます。
そのためには、ターミナルビル、リムジンバス、電車、ホテルなどが24時間営業体制を整えることが必要です。
「眠らない空港」「眠らない都市」を目指すべきだと思います。あ
第三滑走路・新規フルターミナルの期待や、嵩上げ・高潮対策など
運営譲渡前に想定された以上にお金がかかりそうな話が後からいろいろ出てきましたが
個人的に今一番早く手を付けてほしいのが、国際線制限エリア内のショップ増設と
ラウンジ強化ですね。制限エリア内のショップはちょこちょこ増えて、ユニクロや
コンビニとか色々出来てますが、チャンギや香港と比べると全く購買意欲が沸きません。
それとラウンジはずっと言ってますが酷すぎます。PPやダイナース利用者が群がる
大韓ラウンジはなぜ制限エリア外なのか。それ以外にも内容的には、世界クラスの空港と比べると
1枚も2枚も3枚も落ちるような設備です。アジア全域に手を広げるプラザプレミアムラウンジを
日本ではじめて誘致出来れば、とても良くなると思うんですけどねえ。
何にしてもより稼ぐ為にも、設備の充実を期待したいところです。
3本目の滑走路ができるといいですね~。ここまですごくなってくると本当に計画がでてくるかも。そうなると世界の有名空港の仲間入りですね。
世界の大空港(世界30位)はかつては3000万人だったが、今や4000万人でも難しく、5000万人だろう。世界的には航空需要が高く、北京、シンガポールと空港の拡大傾向が続いている
関空にしても万博とIRで4000万人越えは当然で、5000万人越えも不可能でない。
但し2本の滑走路の空港は珍しく、新北京は将来8本一億人対応で作られており、仁川は3本、約6000万人で関空の倍。※新北京は乗り継ぎが超便利な設計、羽田と比較にならない。
韓国問題はいずれ片付くから心配するより次の対策が必要で、国としては関空会社からの返済金を再投資する道を作り、3本、4本目の滑走路を作る道をつけるべし。
展示場と同じで赤字を恐れて空港に関してもハード整備が大幅にお粗末になっている。
ビック空港は最低2ケ所必要で関空強化は、国策である。
カーゴの低調は、去年の連絡橋激突事故が尾を引いてる印象です。
カーゴの復調は急務で、近畿のビジネスに直結してるので懸念材料です。
韓国との政情不安により、伸びに関して鈍化する可能性が高いです。
ただし、補足するとすると、昨今の日韓関係悪化が表面化する前から、訪日韓国旅客は既に前年割れしていること、日本への渡航以前に、韓国での海外渡航者そのものが減ってることから、関係悪化前に韓国における景気後退が大きく影響していたことが伺えます。
以前からの韓国訪日客数の前年割れの中、訪日外国人数が伸びてきていたのは、東南アジアや欧米からの旅客数が大きく伸びていたことが要因です。
日本政府自体も、欧米、東南アジア向けのプレゼンに注力してきた結果が出た形です。
この大幅な伸びを見せた、欧米、東南アジアからの訪日客をどこまで伸ばせるかが大きな鍵となるでしょう。
韓国からのLCCは撤退する可能性もありますので
関空は違う方向性も開拓する必要がある。
LCCとは別に超高級路線で高額所得者向けのルートを作り上げるとか
仁川を追い越すレベルのハブ空港を再構築するなどの
思い切った提案が必要です。
韓国便が心配です。中国に次いで二番目の外国人利用者数ですから。それ以上に他の外国人利用が増えればいいのですが。
今後の推移を注目したいと思います。