JR西日本は、2015年4月28日発のニュースリリースで「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に、しらさき用として運用されてきた、683系2000番代を改番した新形式289系車両を投入するとアナウンスしていましたが、2015年8月21日付けのニュースリリースにて、今秋10月31日から289系の運転を開始すると発表されました!これにより、南紀、北近畿特急の全てがJR発足以降に製造された車両に統一される事になります。ちなみに、289系の投入規模は、くろしお」39両(6両×5編成、3両×3編成)、「こうのとり」「きのさき」「はしだて」46両(4両×7編成、3両×6編成)の合計85両です。
【出典元】
→289系車両が10月31日(土曜日)から運転を開始します!「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に新たに投入
→JR西日本ニュースリリース>「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」へ289系(683系)車両を投入します
※アイラブオオサカーさんから情報を頂きました、ありがとうございました!
ついに引退の日が決まった381系。南紀、北近畿特急で活躍する期間はあと2ヶ月と少しとなりました。381系は国鉄時代に投入された、自然振り子式の特急車両で、通常の車両に比べてカーブを高速で曲がる事が出来ます。1973年から中央本線特急「しなの」に投入され、その後1978年に阪和線・紀勢本線特急「くろしお」、1982年に伯備線特急「やくも」にも投入されました。
この車両は、振子車両に必要とされる軽量化と低重心化を図った車体構造となっており、軽量化と振子作用を容易にするため、アルミニウム合金製構体が採用されています。急カーブが続く路線のスピードアップに貢献しています。変わりに投入される289系は振り子機構を搭載しておらず、381系に比べスピードダウンとなる様です。ただ、さすがに2000年大に製造された特急車だけあって、低重心化と高加減速性能により、思ったほどの所要時間増加とはならないようです。
仕事につかれてボロボロの時に時々、チケットレス乗車券でくろしお・はるかを利用する事があるので、とても身近な話題です。381系の最後の活躍と新しく投入される289系の今後の活躍を見守って行きたいと思います。
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289系こうのとりを久しぶりに見たのですが、その時に気づいたことがありました。
なんと、交流機器が撤去された編成だったのですよ。以前にその情報はある鉄道ブログで見て知ってたのですけれど、実物を目にしたのは初めてでした。屋根上のパンタグラフ周りがスッキリし、床下機器の撤去も一目で分かり、以前と比べてずいぶんと軽快ないでたちに変わったなと思いました。
かつて485系を183系に改造したことが再現された形ですね、おもしろいと感じました(^。^)
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自分も数ヶ月前に381系のくろしおに乗りましたが、座席が未だに簡易リクライニングなのに驚きました。
でもくろしおに振り子じゃないのを入れて、いずれ来るオーシャンアローの後釜はどうなる(振り子か非振り子か)んだろうと早すぎるような心配をしたりして。
やくもはフリゲができるまで使うの?
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明日8/24からは、阪神の新型車両5700系(ジェットシルバー)が営業運転を始めますし、南海7000系も引退まで秒読み段階まで来ました。
今年は春に阪急2300系が引退し、JRではトワイライトエクスプレスも通常の運転を終了。東のほうでは北斗星がこの週末で本当に最後の運転になるなど、(まだ8月ですが)ここまで何かと話題の豊富な1年だったように思います。
289系の導入については、私はてっきり段階的に行われ近畿地区の381系撤退はたぶん来年春頃かと勝手に想像してたんです。そのため、今回の発表でまさか一斉に置き換えが行われるとは思ってもいませんでした。いよいよ大阪京都から国鉄型・国鉄色の特急車が姿を消します。
長い間の活躍お疲れ様でしたと、あらためてねぎらいの言葉をかけたいです(#^^#)