新名称は「大阪モノレール株式会社」大阪高速鉄道が社名変更を実施！

大阪モノレールを運行している大阪高速鉄道株式会社は、2020年５月11日付けのニュースリリースで、開業30周年を迎える2020年6月1日に社名を変更すると発表しました。新社名はズバリ大阪モノレール株式会社（英文表記：OSAKA MONORAIL CO.,LTD.）。非常にわかりやすい社名に変わります。

大阪高速鉄道は、1990年6月に千里中央駅～南茨木駅間でのモノレールの営業を開始して以来、5回にわたる延伸開業を経て、彩都「国際文化公園都市」を含む沿線地域と伊丹空港および大阪都心部から放射状に伸びる鉄道路線を接続する外環状鉄道としての役割を担ってきました。

新型コロナウイルスの影響が出る前の2019年4月〜12月までの平均利用人員は14万人/日に達しており、大阪メトロの長堀鶴見緑地線（16.8万人/日）や仙台市営地下鉄南北線（18.7万人/日）、横浜市交通局グリーンライン（14万人/日）などの地下鉄路線の規模に近づきつつあります。

出展：大阪モノレール

大阪モノレールは、2029年度の門真市–瓜生堂（仮称）間8.9kmの延伸工事が行われています。完成後は大阪都心部を取り囲む周辺都市を結ぶ「大環状線」としての機能がさらに高まり、利用客数はさらに伸びると予想されます。