阪急電鉄は、2021年春の竣工を目指して「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めていますが、2017年7月3日付けのニュースリリースで、 既存建物等の解体工事が完了し、7月3日より新築工事に着手たと発表しました!「神戸阪急ビル東館 建替計画」は、神戸市営地下鉄(山手線)との乗り換えの利便性の向上や公共的空間の創出を図るなど駅の整 備を一体的に行うとともに、阪神・淡路大震災で被災し解体するまで、永らく神戸市民の皆さまに親しまれて きた旧神戸阪急ビル東館のデザインを新しいビルの低層部に再生する計画となっています。
【出典元】
→阪急電鉄ニュースリリース>神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します(PDF)
→神戸阪急ビル東館 建替計画がついに始動!新ビルは地上29階建て、高さ約120mの超高層ビルで宿泊特化型ホテルremm(レム)が入居!
→阪急神戸三宮駅ビル建て替え、震災20年の節目となる来年中に着工の意向!
【スペック】
◆神戸阪急ビル東館 建替計画
1936年(昭和11年)3月に、神戸本線の延伸にあわせて、神戸駅(現在の阪急神戸三宮駅)と一体 で建設された旧神戸阪急ビル東館は、1995年1月の阪神・淡路大震災により被災・解体するまで、60年 近くにわたって、神戸・三宮のシンボルとして親しまれてきました。震災後の1995年12月に、駅機能 の復旧にあわせて、暫定的な駅ビルを開業しましたが、昨年4月に本格的な建替計画を決定し、8月から解体工事が行われ、7月3日に新ビルの建設工事が着工されました。新ビルのて低層部の様子です。新しいビルの東側には、大きなアーチ状の窓と円筒形 の立面を配して旧ビルのイメージが継承されています。
■神戸阪急ビル東館新築工事の概要について
新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、 このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型 ホテル「remm(レム)」が入居する予定で、神戸を訪れるビジネス 客や旅行者のホテル需要に応えてる計画です。 また最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の 景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15 階)には神戸市が検討されている産学交流拠点を勧誘する計画です。
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欧州の各都市は1000~2000年の歴史を持つ歴史遺産の都市で、それで食う観光業に特化した街でもあります。それゆえ、遺産にあぐらをかいて都市の進化を嫌う市民となっています。
神戸自体、開港150年を迎えたことで分かるように本当に歴史が浅い都市なんです。第一、神戸はどのレトロ建築もせいぜい100年以内の建築物であり、イタリア人や欧州の人間に言わせれば儀洋風のものであり、神戸のレトロ建築は鼻で笑われるものでしかないのが事実です(神戸市職員の実話です)。
やはり京都や奈良などの和の魅力溢れる古都でなければ、欧米人は畏敬や興味はないのです(インバウンド事情が端的にそのことを表しています)東南アジア諸国は日本よりレトロ建築の宝庫です。
国内向け観光に徹するならそれでもいいですが、世界に向けて街づくりするなら、私的には神戸が目指すべきは豪メルボルンや米西海岸のサンフランシスコ、シアトルなどの街なみではないかと思っています。
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需給の関係をどう観たら良いのでしょうか?超高層オフィスの開発がないから企業が出ていくのか、企業のニーズがないからオフィスビルが事業として成立しないのか。次に企業誘致戦略として(戦略的な企業誘致が必要なのは全く同感です)、神戸に金融サービス系や大企業の広域拠点は将来も難しいので、例えばクリエイティブ産業とかR&Dなら、サンフランシスコのベイエリアのように古くからの倉庫ストックをリノベしたオフィスの方が好まれるとか。いずれにせよ神戸は超高層ならホテルかマンションの気がします。
よそ者コメントで批判を承知の上ですが、個人的には神戸に無味乾燥なマンションが乱立したら仕事以外では神戸に足を運ぶ機会はなくなる気がします。六甲と海が近いあの独特の景観が好きで、某作家は湘南は東洋のコートダジュールと呼びましたけれども、私としては神戸は東洋のモナコと思っております。
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動き出しましたね、ひとまず安心(´-`).。oO
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このビルの完成がまだ4年後なのが待ち遠しいです。というかもっと早くできないのが残念です。
都議選の自民党惨敗、都民ファーストの躍進を受けて東京はデべ、ゼネコン癒着の都政にメスを入れ、オリンピック関連施設以外はかなりの見直しが入ると思われます。金があまりまくっているんだから次々開発に湯水のように使う。お役人のハコもの行政の典型ですね。
ですが、神戸はまったく立場がちがって企業流失、若者の人口流が続き、都心の大開発以外生き残るすべはありません。
神戸市民は震災後の流入他都市住民のシニア層を中心に、東京の利権開発と同様にこれらの開発の裏に利権があると捉える向きが出ています。
だから企業は数々の規制に配慮してこの阪急神戸ビルもそうなんですが、若者向けに華やかな商業施設の概要パースを掲げることもにも配慮している状況です。
阪急新ビルができてしまえば、その賑わいにそういった食わず嫌いの感情が一変するのは目に見えているので、困ったことに地元神戸新聞さえ昨今、デベロッパーに批判的な記事作りで市民感情を誘導さえしています。若い世代が開発に対して抵抗感を覚えるように誘導しているんですね。
神戸に対する阪急の愛情さえ今の市民は気づかない不幸な状況です。