「愛知国際アリーナ」は、2024年2月8日付けのニュースリリースで、2025年7月に開業する愛知県新体育館の名称を「IGアリーナ」に決定したと発表しました!
ネーミングライツ取得企業はグローバル・フィンテック企業で、ロンドンに本社を構え日本を含む世界19拠点で事業を展開する「IGグループ」(ロンドン証券取引所上場)です。契約期間は2025年から10年間で、日本およびアジア地域における最大規模のアリーナネーミングライツ契約の1つとなります。【出展元】
→グローバルアリーナ「IGアリーナ」が誕生
愛知県を代表するアリーナ施設である「愛知県体育館」は1964年に完成しましたが、老朽化に加え、設備の一部が国際大会の水準を満たしていないないなどの、課題がありました。
愛知県は2026年夏季アジア大会を見据え、新アリーナの整備を検討、現在地から約800m北側への移転新築を計画。整備・運営等事業の公募を行い、前田建設工業とNTTコモが代表の8社コンソーシアム「Aichi Smart Arenaグループ」を選定しました。
IGアリーナの計画地は「名城公園北園」の一部で、最大収容人数は、国内アリーナ最大級で現体育館の2.3倍に達する17,000人を計画。ハード面、ソフト面においてワールドクラスの機能を備えたスポーツ・音楽のハイブリッドエンターテインメントアリーナとなります。
外観デザインと内装の一部は隈研吾建築都市設計事務所が担当。「樹形アリーナ」と呼ばれる独特の外観デザインが特徴です。安全でアクセシブルな動線設計や、国内アリーナでは類を見ない飲食の多店舗展開、キャッシュレスやモバイルオーダー等のスマートアリーナ機能を実装する予定です。ホスピタリティエリアでは、高揚感を分かち合えるスイートルームやラウンジ、食材にこだわったお食事など特別な日をさらに盛り上げるサービスを提供します。
施設概要
名称:IGアリーナ(愛知国際アリーナ)
所在地:愛知県新体育館整備・運営等事業
所在地:愛知県名古屋市北区名城一丁目4-1名城公園内(名城公園北園の一部)
交通:名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅
構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造
階数:地上5階
高さ:最高部約41m、アリーナ内天井約30m
施設構成:メインアリーナ、サブアリーナ・多目的ホール
敷地面積:約46,000㎡
建築面積:約26,500㎡
延床面積:約63,000㎡
施設構成:メインアリーナ、サブアリーナ・多目的ホール
最大収容人数:約17,000人(着席:15,000人)
コンソーシアム:Aichi Smart Arenaグループ
※前田建設工業
NTTドコモ、
Anschutz Sports Holdings(AEG)
三井住友ファイナンス&リース
東急
中部日本放送
日本政策投資銀行、
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド
事業範囲:統括マネジメント業務・設計建設業務・維持管理業務・運営業務 等
着工:2022年07月 ※起工式
竣工:2025年03月
開業:2025年07月13日予定(グランドオープン)
維持管理・運営期間:2025年04月~2055年03月まで(30年間)