大阪メトロとパナソニックは、2025年2月6日付のニュースリリースで、駅ホームの暑熱および寒冷対策として、日本初の前面開放型「駅待合ブース」を設置し、2025年2月7日から実証実験を開始すると発表しました!
前面開放型「駅待合ブース」はOsaka Metroとパナソニックが開発。空調機と送風ファンを組み合わせた「ゾーニング気流」が、空調した空気を外に逃さないように包み込む仕組みで、夏は冷風を上半身に直接当てて体感温度を低下させ、冬は温風を足元から吹き出します。個室型に比べて奥行を約50パーセント削減し、ホーム上の歩行スペースを確保。これまで待合室が設置できなかったホームでの設置が可能になります。
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実証実験は、Osaka Metro の高架駅(屋外ホーム駅)である朝潮橋駅に、4席分の駅待合ブースを設置し、2025年2月7日(金曜日)から2025年9月まで行われます。今後は、冬期と夏期の両方の期間で、温度、消費電力など各種センサーを用いて測定し、利用者の体感と実際の温度との関係性を検証していく予定です。