
大阪市交通局は2015年6月12日の新着情報で、2016年4月(予定)から南港ポートタウン線導入されるニュートラム新型車両「200系」の概要を発表しました!南港ポートタウン線への新型車両の導入は、1991年に運行を開始した100A系以来25年ぶりで、2016度には計7列車(4両×7列車)が運行する予定です。
【出典元】
→新型車両200系を南港ポートタウン線に導入します ~南港のまちを元気に走り回る子供をイメージした車両が南港地域を彩ります~
【過去記事】
【出典元】
→新型車両200系を南港ポートタウン線に導入します ~南港のまちを元気に走り回る子供をイメージした車両が南港地域を彩ります~
【過去記事】
注目される新型車両のデザインは、南港ポートタウンの公園で元気に走り回る子供をイメージした斬新なデザインで、従来の車両とは一線を画するデザインとなっています。コンセプトは、~南港のまちを元気に走り回る子供をイメージした車両が南港地域を彩ります~。外観はカラーが異なる7色が登場する他、車内は南港の自然をイメージした2種類で、見ても・乗っても「楽しい」車両で南港地域を華やかに彩ります。 正面のデザインは、先進性を演出しつつも、まるで何かのキャラクターを連想させる愛嬌のある顔になっています。連結器の周辺が口に見えて仕方がありません・・・。
現在の主力車種100A系。来年度からは順次新型車両への置き換えが始まる
◆200系開発コンセプト
200系の開発にあたっては、「車内居住性・快適性の向上」「従来からの車両イメージの一新」「安全性・信頼性の向上」「省エネ・省コスト化」の4点をコンセプトとして定めています。
①車内居住性・快適性の向上
・座席配置を工夫することで、通路幅を拡大します。
・街の景観を楽しめるように、大型窓を採用します。
・客室照明をLED間接照明にすることで柔らかい雰囲気を醸し出し、優しい光で足元を照らします。
・新たな空調システムを採用し、快適な室内環境を保ちます。
・床面高さをホーム高さに近づけることで、乗降時の段差を減らします。
・乗降口上部に多言語表示の行先案内表示器を設置し、目的地などを分かりやすく表示します。
②従来からの車両イメージの一新
・何度でも乗りたくなるようなデザインの一つとして、7色の外観カラーで彩ります。
・室内デザインに桜と公園の2つのイメージをとりいれることで、皆に愛される南港ポートタウンの自然を表現します。
・車内に情報発信装置を設置し、南港の魅力を発信します。
③安全性・信頼性の向上
・車両と地上設備間の情報伝達方式をデジタル化することで、安全運行の信頼性を向上します。
・車両の各種機器からの情報をソフト処理することで、保安装置の安定性を向上します。
・モニタリング機能を充実させ、日々の安全走行が確認できる仕組みを強化します。
④省エネ・省コスト化
・省エネ機器を採用し、従来車両から約40%の消費電力を削減します。



