写真は現在運行されている「100A系」
大阪市交通局は新交通システム「ニュートラム」に新型車両を導入する事を決定ました。新型車両の形式は「200系」。まずは4両編成7本(28両)を投入する計画です。新型車両のデザインや詳細は不明ですが、1991年から投入が始まった現在の100A系を新型200系に置き換えて行く事になります。
大阪市交通局、「ニュートラム」の新型車両導入-新潟トランシスが製造
日刊工業新聞 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120140415aaao.html
大阪市交通局が新交通システム「ニュートラム」の新型車両導入などを決め、住友商事、新潟トランシス(東京都千代田区、山下豊社長、03・5293・5061)と随意契約したことが明らかになった。車両28両分とデジタル無線システムが対象で総額60億円弱。車両は新潟トランシスが新潟事業所(新潟県聖籠町)で製造し、2015年度から16年度末にかけて納入予定だ。
大阪市交通局と住友商事、新潟トランシスは3月に随意契約を結んだ。「200形」と呼ぶ新型車両の4両1編成で7編成分。車両は住友商事が約31億円で、無線システムは新潟トランシスが約28億円でそれぞれ受注した。
ニュートラムは専用軌道上をゴムタイヤで走行し、バスと地下鉄の中間の輸送力を持つ。コンピューター制御で自動運行。大阪市交通局は南港ポートタウン線として臨海部のコスモスクエア駅と住之江公園駅を結ぶ約8キロメートルを運営している。81年の開業当初から新潟トランシスが車両や信号、電力設備などの全体システムを供給し、メンテナンスしてきた。現行「100系」を納入した実績があり、今回の受注に結びついた模様だ。 |

大阪市交通局HPに掲載されている平成26年度交通局運営方針(素案)を見るとニュートラムへの新型車両投入の他にも面白い記述がありました。平成26年度の新型車両は御堂筋線向け30000系10連1本のみですが、既存車両のリフレッシュ工事は御堂筋線3列車(30両)四つ橋線1列車(6両)中央線2列車(12両)千日前線1列車(4両)堺筋線1列車(8両)を予定しており、車内照明がLED化され、車内案内表示機が液晶モニタになるそうです!リフレッシュ工事は新20系系列(堺筋線は66系)に対して行われると思います。一部列車を除くの一部は千日前線でしょうか?今年度は千日前線全駅、御堂筋線心斎橋駅・天王寺駅へのホームドアの設置、御堂筋線梅田駅の大規模改装、
地下鉄の案内情報システムの刷新、トイレのリニューアル等が行われます。

写真はニュートラム各駅に設置されている発車標。フルカラー表示で非常に見やすい
・新型車両主要改善点
車内照明にLEDを採用
空気清浄器を一部の車両へ試験的に導入(プラズマクラスター)
・車両リフレッシュ改造(一部列車を除く)主要改善点
車内照明にLEDを採用
乗客案内装置の表示器を文字だけでなく絵柄も用いたきめ細かな情報を提供できるよう液晶ディスプレイに変更
・新型車両の導入御堂筋線1列車(10両)
・車両リフレッシュ改造御堂筋線3列車(30両)四つ橋線1列車(6両)中央線2列車(12両)千日前線1列車(4両)堺筋線1列車(8両)