三菱地所がシンガポールの「Golden Shoe Car Park 再開発プロジェクト」に参画、地上51階、高さ約280mの超高層ビルを建設!

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三菱地所は2017年07月13日付けのニュースリリースで、シンガポールでの大規模複合再開発事業 Golden Shoe Car Park 再開発プロジェクト」に参画すると発表しました。


大規模複合再開発事業「Golden Shoe Car Park(ゴールデン シューカー パーク)再開発プロジェクト」は、シンガポールに拠点を置くアジア最大規模の不動産会社 CapitaLand Limited (キャピタランド)および同社グループが運用するシンガポール証券取引所上場 REIT である CapitaLand Commercial Trust (キャピタランド コマーシャル トラスト、以下 CCT)がシンガポール都心部で進めている再開発プロジェクトです。このプロジェクトに三菱地所が参画する事になりました。この再開発計画では、地上51階、高さ約280mの超高層ビルが建設されます。


【本プロジェクトの特徴】
・地上 51 階・建物高さ約 280m の超高層ビルの開発 
・オフィス、サービスアパートメント、商業、ホーカー(シンガポールの食堂屋台街が再入居)、駐車場の機能を含む複合開発 
・総事業費約 1,450 億円の大規模複合再開発プロジェクト










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プロジェクト概要 

事業シェア: CapitaLand 45%CCT 45%、三菱地所 10%
 18 億シンガポールドル( 1,450 億円)
所在地: 50 Market Street, Singapore
交通: MRT(地下鉄)North-South Line/East-West Line ラッフルズプレイス駅至近
 6,100 ㎡
93,400平米
:地上 51 階、地上約 280m
竣工:2021 年上半期(予定)


Golden Shoe Car Park 再開発プロジェクトの超高層ビル、カッコイイですね〜。シンガポールは景観のバランスを考えて高さ280mで高さ制限をかけている様で、このプロジェクトは、その高さ制限一杯の高さとなるランドマーク的なビルになります。

ただ、ビルの高さの割に延べ床目積が10万㎡も無く意外に床面積が狭い事に驚きました。最近大阪で完成した「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」は、地上41階、高さ約200m、延べ床面積は約15.1万㎡の規模があります。一方、Golden Shoe Car Park 再開発プロジェクトは地上51階、高さ約280mで、延べ床面積が9.34万㎡。中之島フェスティバルタワーウエストの延べ床面積は、海外なら250m以上の高さのビルになりそうです。この差は何処からくるのでしょうか?ちょっと不思議に思えてきました。