大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業の民間事業者選定結果が公表される。大林組を代表とする企業グループが207億円で落札。

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国土交通省近畿地方整備局は、2017年12月18日にPFI手法を導入する「大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業」の選定結果を公表しました。落札したのは大林組を代表とする企業グループで、代表構成員が東京ビジネスサービス、協力企業が日本設計関西支社となっています。入札価格は約207億円です。



【出典元】
大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業の民間事業者選定結果(PDF)











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・事業の対象となる公共施設等の名称等 
名称:大阪第6地方合同庁舎(仮称) 
住所 :大阪府大阪市中央区大手前3 
敷地面積 :約6,453㎡ 
延べ面積 :約49,251㎡(付属家面積含む) 
準建ぺい率:80% 


・特定事業の概要 
PFI手法(サービス購入型・BTO(Build-Transfer-Operate)方式)による大阪第6地方合同庁舎(仮称)の施設整備、事業敷地内の既存建物の撤去、維持 管理・運営 

・入居予定官署(6官署) 
近畿管区警察局、近畿管区行政評価局、大阪法務局、近畿公安調査局、 近畿地方整備局(管理予定官署)、大阪航空局 

・事業期間 
事業契約締結の日から平成44年3月31日まで(約14年間)

・事業の実施
落札者は、特別目的会社を設立し、事業契約を締結及び事業を実施












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今回公表された完成イメージを目視で確認すると地上14〜15階程度の階数に見えます。以前の計画では、地上20階、地下1階となっていましたが、超高層ビルにはならないようですね。超高層ビルファンとしては少し残念な感じです。ただ、長年放置され続けてきた大手前の一等地が徐々に有効活用されて来ている事は喜ばしいです。願わくば、大阪府警察を中心にデザイン面で統一感のある建物群になってくれれば・・と思いました。