出展:Swiss International Air Lines
スイス国際航空(スイスインターナショナルエアラインズ)は、2020年3月1日(関西発は2日)から関西空港~チューリッヒ線を開設し週5便を就航することを正式発表しました。関西線には、223席仕様のA340-300(3クラス223席:ファースト8席、ビジネス47席、エコノミー168席)を投入する予定です。関西~チューリッヒ線は2001年の夏スケジュール以来18年ぶりの運航となり、これにより関西発のヨーロッパ線は6都市になります。
出展:https://www.swiss.com/jp/ja/various/new-destinations-of-swiss-2020【運航スケジュール】
◆2019冬ダイヤ(20年3月1日から28日まで)
LX162 チューリッヒ13:00→08:45+1関西 月水金土日
LX163 関西11:00→16:00チューリッヒ 月火木土日
◆2020夏ダイヤ(20年3月29日から)
LX162 チューリッヒ13:00→07:50+1関西 月水金土日
LX163 関西10:05→15:45チューリッヒ 月火木土日
出展:https://grimshaw.global/projects/zurich-airport/
スイス最大の国際線の拠点であるチューリッヒ空港からは、パリやロンドンなどの主要都市をはじめ、バルセロナやマドリッド、ミラノなどの南欧、さらに東欧やアフリカ方面へも乗り継ぎが可能です。チューリッヒ便の復活により、関空の弱点だったアジア以外の航空ネットワークが強化される事になります。
大阪は地力のある都市です。
多少のタイムラグはあれど、長い目で見れば投資すれば投資した分だけ伸びてくる都市です。
関空しかり夢洲しかり。
・ご紹介頂き、ありがとうございます。正直、ミラノやローマと違い、チューリッヒに週5とは驚きです。同グループ(ミュンヘン線)がよかったのでしょうか。先行きは未知数ですが、育てて欲しいですね。ただし首都ではないので無理しない様に。
・東京とは違い、欧米便の需要が圧倒的に少ないのは仕方がありません。ハブ空港で有名なアジア諸国(中国は大きいので例外)の空港は、首都のそれこそ規模や路線・便数が充実しているものの、第2都市以下のそれは小規模です(例として韓国の仁川は路線が多いですが、金海には豪州や米本土への路線がありません。欧州もヘルシンキ行きがやっとできるくらい)。
・その状況で、これだけの便数があるのはすごいことです。もちろん関西エアポートには、これに胡座をかかずに競争力をつけて欲しいです。中には関空は無駄と揶揄する人がいますが、近畿圏の需要を伊丹だけで賄うのは無理ですものね(LCCやインバウンドのなかった2010年でも伊丹+関空で23万回を超えているので、伊丹の3kmと1.8kmのクロースドパラレルだけでは受け入れ切れない)。