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— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) November 16, 2019
宇宙ベンチャーのスペースワン株式会社は2019年11月16日に起工式を行い、2021年度の運用開始を目指して工事がはじまりました。同社は小型ロケットを打上げる射場の建設予定地として和歌山県串本町を選定し計画を進めていました。完成すると民間企業が建設する日本初のロケット打上げ射場となります。
ロケット打ち上場の場所
スペースワンは、小型ロケットによる商業宇宙輸送サービスの提供を目的に、2018年 7月にキヤノン電子、IHI エアロペース、清水建設、日本政策投資銀行の4社の共同出資により発足した、ロケット打ち上げサービスを提供するベンチャー企業です。契約から打ち上げまでの期間について世界最短の約12カ月を目指す計画です。同社は、国内外の既存射場の借用、新規建設を選択肢として、ロケットの打上げ射場の候補地について調査していましたが、和歌山県・同県串本町及び那智勝浦町が打上げ射場の勧誘を行い、その結果、和歌山県串本町が選定されました。
【出典元】→小型ロケット打上げ射場の建設予定地の選定について
打上げ射場の概要
予定地 和歌山県東牟婁郡串本町田原地区周辺
主な建物・設備等 ロケット打上げ射点、ロケット組立棟、ロケット保管庫、人工衛星 組立棟、その他付帯設備
建設計画 2019 年 工事着工
2021 年 工事完工・運用開始
予定地 和歌山県東牟婁郡串本町田原地区周辺
主な建物・設備等 ロケット打上げ射点、ロケット組立棟、ロケット保管庫、人工衛星 組立棟、その他付帯設備
建設計画 2019 年 工事着工
2021 年 工事完工・運用開始
ロケット打ち上げ観光が新しいビジネスチャンスを生む?
ペースワンのサービス内容は、人工衛星の地球周回軌道への打上げです。契約から打上げまでの「世界最短」と、打上げの「世界最高頻度」 をめざす、小型ロケットによる打上げサービスを提供します。 専用のロケットと射場で宇宙へのアクセスコストを下げ、宇宙ビ ジネスのさらなる拡大に貢献していく計画です。
ケット打ち上げは東南アジア各国では見る事が出来ないので、希少性も抜群です。大阪都市圏からほど近く関空からのアクセスも良い、和歌山県の打ち上げ場は新たな観光資源としても有力です。サービスが軌道に乗り年間20回も発射されれば、新た化観光資源として売り出せそうです。和歌山県はこのロケット発射場の建設で、10年間で約670億円の経済効果を見込んでいます。
1:人工衛星 打上げ能力
太陽同期軌道(SSO)※:150kg(軌道傾斜角 97 度,高度 500km)
地球低軌道(LEO):250kg(軌道傾斜角 33 度,高度 500km)
2:年間目標打上げ機数: 20 機(2020 年代半ば)
3:ロケット概要
基本構成:固体燃料 3 段式+軌道変更用液体推進系(PBS)
高さ:約 18m 重量:約 23 トン
4:サービス開始時期: 2021 年度
小型ロケットなので、どこかよそで造って、船かトレーラーで運んできて、打ち上げだけするのかと思っていたら、ここでロケットも人工衛星も組み立てるのですね。宇宙工学の技術が集約され、種子島に対抗する基地になってほしいです。