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「長崎マリオットホテル」が約2年前倒しの2023年秋に開業!



JR九州とマリオット・インターナショナルは、2021年12月3日付けのニュースリリースで、九州初進出となる「マリオットホテル」を長崎市に開業する契約を締結、ホテルの開業を約2年前倒しし、2023年秋にオープンすると発表しました!建設地は、2022年度秋頃開業予定の「西九州新幹線」発着駅で、電車、バス等の交通結節点となる長崎駅に直結する「新長崎駅ビル」の7階~13階です。

【出展元】
九州初となる「マリオットホテル」の契約を締結「長崎マリオットホテル」誕生

 

 



客室数は約200室で、スイートルームやバルコニー付タイプなどを設ける他、オールデイダイニング レストラン、スペシャリティ レストラン、ロビーラウンジ、フィットネスジム等の付帯施設を備えたフルスペックのシティホテルとなります。開業は2023年秋頃を予定しています。


両社は、地域の魅力を発信し、地域を元気にすることを標榜するJR九州と世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルが協業する事で、世界からのお客さまに最高の体験をご提供するホテルとなることを目指す方針を示しました。

 

これまでの経緯



JR九州は2019年12月12日付けのニュースリリースでJR長崎駅前に計画している新駅ビルの概要を発表、高層階に米ホテルチェーンの高級ホテル「マリオット・ホテル」の誘致を進めている事が明らかになりました。

新駅ビルは地上13階建て、延床面積約11.4万㎡。1~3階に商業施設(4.1万㎡)、4~6階はオフィスが入り、700~1000人のワーカーを収容、1300台収容の駐車場を整備。ホテル7~13階に入居予定で延べ2万㎡、客室数約200室で2025年度の開業の予定です。

 

【出展元】
長崎駅周辺のまちづくりの拠点となる新駅ビル等の開発概要について

 

 

長崎新駅ビル計画のポイント

 

・既存のアミュプラザ、ホテルは基本的に存置し、新たな駅ビルを建設する
・新駅ビルは商業、ホテル、オフィス、駐車場等の複合開発
・マリオット・インターナショナルとの提携
・在来線と新幹線の高架下を一体的に開発
・高さは約60mで計画、国際観光都市に相応しいデザインや照明(ライトアップ)等を行う

<開業時期>
2022年度 高架下開業 ※新幹線開業と同時
2023年春 新駅ビル部分開業(商業の一部、駐車場の一部、オフィス全体)2025年度 新駅ビルグランドオープン

 

 

長崎初の「マリオット」

マリオットが長崎県内にホテルを開業するのは今回が初めてです。JR九州は最上位ブラン「THEBLOSSOM(ザ・ブラッサム)」など自社ブランドのホテルを展開していますが、外資系との契約は初めてで「マリオット」は最上級クラスとなります。インバウンドを取り込む為に、世界的なネームバリューを持つ外資系ホテルの勧誘に踏み切ったと推測されます。

 

 

長崎駅前に2つの外資系ホテルが並ぶ



九州地区では富裕層が宿泊できる高級ホテルが不足している他、長崎は九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)が2022年度に暫定開業し利用客の増加が見込まれています。

駅周辺では新たなMICEの拠点となる「出島メッセ長崎」の整備が進んでおり、2021年には米ヒルトンホテルも開業予定です。長崎では新幹線の暫定開業に向け、街並みが一変するほどの規模の再開発が進んでいます。

2 COMMENTS

猫舌

マリオットも色々。
JWは有り得ないにしても、隣にヒルトンが建つなら、最低でも「マリオット」でないといけない。「コートヤード」では見劣りする。
4つ星とある記事にあったから、まさか??と不安になった次第。何と比べて4つ星か分からないね。リッツやJWと比べたら、マリオットは確かに4つ星。ただ、絶対値では、コートヤードやダブルツリーヒルトンが4つ星。マリオットは5つ星。もし、万が一コートヤードなら、ヒルトンの半額なら泊まる。

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