九州大学 伊都新キャンパスは、箱崎地区、六本松地区、原町地区のキャンパスを統合し、福岡市西区・桑原地区、志摩町、前原市にまたがる丘陵地帯に移転させるビッグプロジェクトです。今回は、福岡在住の読者の方より九州大学 伊都新キャンパスの写真を送っていただいたので、早速記事を作成させて頂きました。写真をご提供頂きましてありがとうございました<(_ _)>
九州大学 伊都新キャンパスは、福岡市西区と前原市および糸島郡志摩町にまたがる東西約3km、南北約 2km、275haの広大な敷地で、博多湾の西、糸島半島のほぼ中央に位置しており、福岡の中心、天神から約15km、公共交通機関で約40分の距離に あります。大都市の近郊という利便をもちながら、玄界灘に望む豊かな自然の残された静謐な環境にあり、ここに計画人口約16,000人、延べ床面積約 50万㎡の施設が計画されています。2005年10月より移転を開始し、工学系の活動が展開しています。
九州大学 伊都新キャンパスは大きく分けてウエスト、センター、イーストの3ゾーンにゾーニングされており、現在はウエスト、センターゾーンが稼働を始めています。こちらは、センターゾーンのエントランス付近の様子です。センター1号館、2号館(低年次における全学教育を実施する施設)の階上を繋ぐシンボリックなキャノピーが目を引きます。
センター1号、2号館の間に広がるキャンパス・モールは緩やかに傾斜しており、伊都新キャンパスの奥へ誘うようなレイアウトになっています。
キャンパスモールを反対側から見た様子です。広々としており気持ちよさそうですね。
こちらは、キャンパスモールを登り切った所にある、比文・言文研究教育棟です。比較社会文化研究院・学府、言語文化研究院関連の研究施設です。
続いては、ウエストゾーンにの様子を見てゆきましょう。ウエストゾーンは主に工学系の施設が稼働しています。個人的に伊都新キャンパスで一番見てみたかった建物です。
ウエストゾーンの中核施設、ウエスト2、3、4号館の様子です。北側から見たウエスト2,3,4各号館はかなり斬新なデザインになっており未来的な外観をしています。
北側から見た、ウエスト3号館の様子です。巨大なアーチの様な外観がカッコイイです。
こちらは反対側、南側から見たウエスト3号館の様子です。手前にある石のオブジェは、石のアートQIAO(チャオ)です。石のアート QIAO チャオは、九州の大地の逞しいダイナリズムを、人々の豊かな生命力とエネルギーを伝える五木(いつき)石によって構成。中央の通路は、国際的な知の拠点である伊都 キャンパスを象徴的に表現する「国際連携軸」として、洋の東西を結んでいます。 また、伊都キャンパスに世界から集う留学生の声を「語る石」として音響アートに使用しています。(作者:田甫律子 東京芸術大学教授)
ウエスト3号館をアップで。
ウエスト4号館(写真奥)と西講義棟(写真手前)の様子です。北側とは対照的に、南側から見た、ウエスト2,3,4号館の外観は、明るめの茶色を基調としたクラシックなイメージでまとめられています。
ウエスト2号館の様子です。どこと無くヨーロッパの都市にある様な集合住宅をイメージさせる外観です。
うーん、これはもはや1つの都市といっても良いレベルの規模では無いでしょうか。。。
ウエスト4号館と西講義棟の間の様子です。
九州大学 伊都新キャンパス。ご提供頂いた写真を見ているだけで、伊都新キャンパスの広大さを実感する事が出来ました。福岡市の郊外にある為、なかなか自分で行くのは難しいですが、一度は自分の目で見て見たい、そう思いました。
最後にもう一度、写真をご提供頂きましてありがとうございました!
最後にもう一度、写真をご提供頂きましてありがとうございました!
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九州大学のキャンパス、すごいですね・・・。ここまで大規模に移転するプロジェクトはなかなか無いですよね。私も九州大学の新キャンパスをはっきりと見たことはなかったので、今回の写真で概要を見れました。いつか訪れる機会があったら行ってみたいです。