淀屋橋駅西地区市街地再開発組合と、その参加組合員である大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発は、2022年11月1日付けのニュースリリースで、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」を11月1日に着工したと発表しました。
2025年7月30日に、正式名称が「淀屋橋ゲートタワー」に決定、2025年12月15日に新ビルが竣工、2026年に開業する予定です。計画地は、大阪のメインストリートである御堂筋の玄関口に位置する淀屋橋の西側一帯で、大阪メトロ御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」に直結し、水と緑豊かな環境で大阪の文化・行政・ 産業の中心である中之島にも隣接した大阪随一の立地条件を有しています。
これまでは計画地一帯が細分化された土地利用の状況でしたが、市街地再開発事業により敷地・建物を共同化し、大阪市内最大規模のハイグレードなオフィスと商業施設を中心に、 緑豊かなオープンスペース、中之島を一望できるビュースポット・交流施設等を擁した複合ビルが建設されます。また、土佐堀川沿いのパブリックスペース(大川町公園)も水辺の にぎわい空間として再整備されます。
【出展元】→「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」着工
→大和ハウス・住友商事・関電不動産、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合を設立
ワンフロア約940~1,110坪の大規模オフィス

新ビルは、敷地の共同化・大街区化により、ワンフロア貸室面積が約940~1,110坪、総貸室面積が約23,500坪のハイグレードなオフィスビルとなります。平面計画はセンターコア方式を採用し、レイアウトしやすく、東西南北・四方向が窓に面した快適な執務空間を提供します。
オフィス北面は「水都大阪」を代表する水辺空間である土佐堀川・中之島のオープンスペースに直接面しており、水と緑の景観や歴史的建築物が広がる大阪随一の眺望が楽しめます。この様な御堂筋沿道地区で唯一の立地環境の優位性を最大限オフィス空間の魅力につなげるため、開放的な窓廻りとなります。2層分の高さを持つコリドールを設置

低層部(1階・2階・地下1階)には御堂筋の玄関口にふさわしい商業店舗(約4,500㎡・ 約25~ 30店舗)を導入し、歩行者空間と一体となった風格あるまちなみと上質なにぎわい空間を創出。
1階は御堂筋・土佐堀通・御霊筋それぞれのストリートの特性に合わせた商業空間を計画し、特徴のある店舗を配置して外構と一体となったにぎわいを創出。2層分の高さを持つ半屋外空間であるコリドールを設置、2 階にテラスを配置し、ビル内部の賑わいを周辺街区に波及させます。
淀屋橋駅と直結する地下1階・2階にはオフィスワーカーのニーズに対応した物販・飲食・サービス店舗を配置。2階は商業専用フロアとし回遊性のあるフロアとして様々な店舗を集約します。
一般客が利用できる眺望テラスを整備

御堂筋に面した高さ50mの地上11階には、一般客が利用できる眺望テラス( 屋上庭園、カフェラウンジ等)を整備し、中之島を一望できる新たなVIEW SPOTを創出します。
御堂筋の景観ガイドラインに準拠した、高さ50mの基壇部を設けることで壁面の揃った景観を創出。これにより生まれる屋上空間を眺望テラスとして整備しオフィスワー カーのサードプレイスとしての利用や都市景観、水辺景観を臨む魅力的な屋外空間とします。
大川町公園(既存) を再整備し水辺の回遊性を向上

土佐堀通側の敷地内のオープンスペース整備や、土佐堀川に面した水辺のパブリックスペースである大川町公園(既存) の再整備により、エリアのシンボルとなる水辺の新たなにぎわい拠点を創出し、中之島を中心とした水辺の回遊性の向上を図ります。
施設配置

【事業スケジュール】
2019年8月:都市計画決定
2020年7月:淀屋橋駅西地区市街地再開発組合設立認可
2021年5月:権利変換計画認可
2021年10月:解体工事着工
2022年11月:新築工事着工
2025年12月:建物竣工
2026年:開業(予定)
これまでの経緯

大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発は2020年8月6日付けのニュースリリースで、大阪市中央区北浜四丁目で事業を推進する「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合に参画すると発表しました。計画地は淀屋橋交差点の南西角の一帯で、大阪のメインストリートでありビジネスの中心である御堂筋の玄関口に立地しており、北側は、水と緑豊かな環境で大阪の文化・行政・産業の中心である中之島地区に隣接しています。
市街地再開発事業の施行により敷地及び建物を共同化し、大阪の国際競争力の強化に資するハイグレードなオフィスを用意、低層部には、御堂筋の上質なにぎわいを創出する商業機能を導入する計画です。
また、水辺の新たなにぎわいを創出する環境整備を行い、環境負荷低減、防災性の向上に資する建物を整備。2022年11月着工、2025年12月の竣工を予定しています。
【出展元】→大和ハウス・住友商事・関電不動産、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合を設立

解体工事が始まる前の様子
大阪都心部ではインバウンド需要の高まりに伴いホテルの建設が相次ぎ、タワーマンションの需要が堅調だった事から、大型ハイグレードオフィスの新規供給が極端に少なくなっていました。最近になって淀屋橋ツインタワー構想の西側(135m)や東側(150m)、日本生命淀屋橋ビルの建て替え(123m)、(仮称)本町サンケイビルなど、オフィスビルの新規案件が数件浮上しオフィス不足解消に向けた動きが出始めています。コロナ禍の影響で着工延期を心配していましたが、この計画は当初のスケジュール通りに進められる事になりました。
計画概要

| 計画名称 | 淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 |
| 所在地 | 大阪市中央区北浜四丁目104番(地名地番) |
| 交通 | |
| 階数 | 地上29階、地下2階 |
| 高さ | 134.99m |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造 |
| 杭・基礎 | |
| 主用途 | 事務所、飲食店、物販店舗、サービス店舗他 |
| 総戸数 | ーーー |
| 敷地面積 | 7,206.23㎡ |
| 建築面積 | 5,169.89㎡ |
| 延床面積 | 132,331.56㎡ |
| 容積対象面積 | 115,249.18㎡ |
| 建築主 | 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合 |
| 設計者 | 日建設計 |
| 施工者 | 大林組 |
| 着工 | 2022年11月1日 |
| 竣工 | 2025年12月(予定) |
| 備考 | 2019 年 8 月 都市計画決定 2020 年 7 月 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合設立認可 2021 年 権利変換計画認可、解体工事着手 2022 年 11月 着工(予定) 2025 年 12月 建物竣工(予定) |
立面図・配置図

建設計画のお知らせに掲載されていた立面図です。

同じく配置図です、新ビルは東西約62m、南北約85mの巨大な建物になります。
2026年1月の様子

現地の様子です。前回の取材が2025年11月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。

長らく建設工事が行われていた淀屋橋ゲートタワーは、2025年12月15日に竣工しました!

真正面の東側から見た様子です。超巨大なオフィスビルですが、高層部がセットバックしているため、圧迫感は幾分軽減されているように感じます。

基壇部の様子です。仮囲いが取り払われ、外観は完成状態となりました。非常にかっこいいです。

アップで見た様子です。御堂筋側の基壇部はピロティ構成となっており、歩行者のためにコリドー空間が確保されています。

北東側から見た様子です。

北西側から見た様子です。西側はセットバックのないストレートな形状となっています。

南西側から見た様子です。

続いて、竣工後に開放された公開敷地の様子を見ていきましょう!

北東側、メインエントランス付近の様子です。シンボルツリーの足元に「YODOYABASHI GATE TOWER」の銘板が設置されました。」

さらに驚かされたのが大阪メトロの出入口です。全面ガラスによる、クリスタルのような外観が非常に印象的。これはカッコいい!!

内部の様子です。大阪メトロで最も高級感がある出入り口かもしれません。それぐらい凄いです。

エレベーター側の様子です。

歩道の北東側は花壇として再整備されました。

メインエントランスから淀屋橋ゲートタワーを見上げた様子です。

メインエントランスの様子です。圧倒的な高級感があり、随所に相当なコストが投じられていることが感じられます。

このシリンダー形状のエントランスが素晴らしい。

続いて御堂筋側の様子です。基壇部はピロティ構成でコリドー空間を形成しており、セットバック部分と合わせて広大な歩行者スペースを確保しています。メチャクチャ広い!開業後はキッチンカーの出展やマルシェなど、多彩なイベントが開催できそうです。

コリドーの様子です。

南東側の様子です。

イナバウアーショットで捉えた、新しい淀屋橋の風景。

さらに!今回取材して感動したのが、この部分。電柱電線類の地中化が完了しているではありませんか!!

淀屋橋ゲートタワーの公開敷地と、淀屋橋odonaを絡めてみた様子です。

このあたりは、東京の丸の内を彷彿とさせる、高級感のある街路空間を形成しています。

南西側の様子です。

西側の公開敷地の様子です。

西側も電柱・電線類が地中化されました。これは非常に大きな変化で、本来あるべき姿になったと感じます。

西側公開敷地の植栽の様子です。裏手にあたりますが、手抜かりのない完成度が素晴らしい。

住友ビル側から見た様子です。

北側の公開敷地の植栽の様子です。

コリドーに面して連続配置された、多角形のガラスボリュームがカッコ良すぎる・・。

最後は、もう一度、淀屋橋ゲートタワーのメインエントランス付近の様子です。
【おまけ】
内北浜通りの電柱電線類の地中化がついに完成しました!
2025年11月の様子

現地の様子です。前回の取材が2025年6月だったので、約5ヶ月振りの撮影です。

南東側から見た様子です。基壇部の足場のが取り払われ、いよいよ完成状態に近づきました!

東側から見た様子です。高さ約135mの超高層ビルですが、高層部がセットバックした形状となっているため、実際の規模に比べて圧迫感が少なく、高さをあまり感じさせません。

北東側から見た様子です。完成予定パースよりも実物の方が全然カッコイです。

北東角のメインエントランス付近から頂部を見上げた様子です。少し珍しいアングルかもしれません。
















































































































