NTT都市開発は、2022年10月12日付けのニュースで、開発を進める大阪都市計画特定街区「法円坂北特定街区」内の大阪・法円坂ホテル計画について、シンガポールのカペラホテルグループとホテル運営委託契約を締結し、ホテルブランドを「パティーナホテルズ&リゾーツ」、ホテル名称を「パティーナ大阪」に決定したと発表しました!
以前の報道では、新ブランド「パティナ」と報じられていましたが、正式名称は「パティーナ大阪」に決まりました。ホスピタリティ業界で数々の受賞歴のあるカペラホテルグループのライフスタイルブランド「パティーナ」は日本初進出となり、2025年春の開業を予定しています。
【出展元】 →大阪・法円坂ホテル計画、ホテルブランド・名称が決定 『パティーナホテルズ&リゾーツ』 が日本初進出大阪・法円坂ホテル計画はNTT西日本旧本社ビル跡の再開発で、大阪の国際競争力向上に資するインターナショナルブランドの勧誘を目指していましたが、今回、世界有数のラグジュアリーホテルを手掛けるカペラホテルグループの新しいライフスタイルブランド「パティーナホテルズ&リゾーツ」が進出する事が正式に発表されました。
「パティーナ大阪」は、標準客室でも50㎡以上を確保し、バルコニー付きの部屋を含む約220の客室のほか、最新の機器を備え上質な非日常体験を提供するスパ・フィットネスエリアや、大阪城や難波宮跡の景色を望むスカイロビーやレストラン、MICEにも対応したバンケットホールを備えており、大阪・関西万博を迎える国際観光文化都市・大阪の新たなシンボルをめざします。
「パティーナ」ブランドは、2021年にモルディブにて最初に開業し、日本では初進出、世界では2件目の開業となる予定です。計画地は大阪城や難波宮の歴史が息づく最高のロケーションで、観光客を魅了しそうですね。
これまでの経緯
(仮称)NTT西日本本社ビル建替え計画「法円坂北特定街区」にシンガポールの高級ホテル「カペラホテルグループ」の新ブランド「パティナ」が進出する事が明らかになりました!
計画地は、大阪城公園南側にあるNTT西日本の本社跡地で、新たに建設される地上20階建て、高さ102mの超高層ビルに入居します。客室数は約220室を予定し、国際会議なども開催できる多目的ホールを備える計画です。高層階には大阪城や難波宮跡を一望できるレストランなども開設し、2025年大阪・関西万博に向けて同年春の開業を予定しています。シンガポール高級ホテル、大阪城の南に進出…NTT西日本の本社跡に25年春 : 読売新聞オンライン https://t.co/Wx3003wSHL
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) June 4, 2022
カペラホテルグループの新ブランド『パティナ』とは?
カペラホテルグループ(Capella Hotel Group)はシンガポールに本社、中国、欧州、米国にオフィスを展開し、2つの特徴あるブランドで世界にホスピタリティー・マネジメントサービスを提供しています。
2009年に世界最高のラグジュアリーホテルを目指し誕生した「カペラ シンガポール」は、セントーサ島の南シナ海を望む高台の上にある高級ホテルで、2018年にトランプ大統領と金正恩総書記が歴史的会談を実施したホテルとしても有名です。
大阪に進出するブランド「パティナ」は、カペラ・ホテルグループのポートフォリオに加わった新しいブランドで、洗練された ライフスタイルブランド 新世代の進歩的な旅行者をターゲットにしたリゾートホテルです。2021年にモルディブに開業し、インドネシア・バリ島など各国のリゾート地で建設を予定してます。「パティナ」は大阪が日本初進出で、ポストコロナの訪日観光客や富裕層の呼び込みを目指します。大阪都心に外資系ホテルが続々進出!
NTT西日本は2022年1月に、本社をJR京橋駅近くに移転し、跡地の再開発にあたり観光地の象徴となる高級ホテルの誘致を進めてきました。大阪都心部では、ポストコロナを見据えつつ、2025年の大阪関西万博に向けて高級ホテルの進出が目白押しです。
2023年には、なんばパークスの南側にタイの高級リゾートホテル「センタラグランドホテル大阪」が日本初進出。2024年には、堂島に「フォーシーズンズホテル」、梅田3丁目にマリオット系列の「オートグラフ・コレクション ホテル」、天満橋に「ダブルツリーbyヒルトン」難波に「キャプション by Hyatt」、2025年には、うめきた2期に、ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」とライフスタイルホテル「キャノピー」がそれぞれ進出する予定です。
↓現地の様子はこちら
産経の記事では最高級スイートは約230平米あるそうです。どんな客室なのか見てみたい。