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JR西日本が『新型やくも』273系のデザインを発表。フルフラット転換可能なグループ席を導入!【2024年春以降に営業運転開始】



JR西日本は2022年10月20日付けのニュースリリースで、山陽と山陰を結ぶ特急「やくも」に投入する新型車両「273系」のデザインを発表しました!

273系は、現在「やくも」で使われている国鉄型車両の381系を置き換える為に投入されます。381系と同様に、カーブでの通過速度を向上できる「振り子式」を採用。運行区間は岡山~出雲市駅間で、導入両数は4両編成11本。2024年春以降の営業運転開始を予定しています。

【出展元】
JR西日本>特急やくも273系車両デザインの決定について

 

 



車両のデザインは、同社の「WEST EXPRESS 銀河」などを手掛けたイチバンセン代表の川西康之氏と、近畿車輛デザイン室が担当。デザインのコンセプトは、「沿線の風景に響き自然に映える車体、山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内」。

 

 

外観は「やくもブロンズ」



外観は、「山陰や伯備線の風景に響き、自然に映える車体」を目指し、「鬱金うこん色」「黄金こがね色」「銅あかがね色」「赤銅しゃくどう色」のグラデーションからなる「やくもブロンズ」をデザイン。車体正面や側面には、「モダンに八雲立つ、伝統の継承」をコンセプトとしたロゴやシンボルマークを配します。

 


車内は「山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内」がコンセプトで、車現在の「やくも」よりもシートピッチを拡大し座り心地をよくした他、車いすスペースを設置。車内Wi-Fiや全席コンセントも備えています。

 

グリーン車は「積石亀甲」模様


グリーン車の座席は、明るく空間の広がりを感じられる黄色をベースに、富と長寿の象徴とされる亀の甲羅をイメージした「積石亀甲」模様をデザインし、山陰の文化や風土を演出。

 

普通車は「麻の葉」模様



普通車は、沿線の山々をイメージした緑色をベースに、神事に用いられる「麻の葉」模様を座席にあしらいました。

 

グループ向け座席


このほか、大きな窓から車窓の風景を楽しむことができるグループ向けの座席を新たに導入。大型テーブルと簡易パーテーションを設置するほか、座席はフラットに転換可能です。最大12席で、家族連れなどがくつろいで列車旅を楽しめる空間とします。

 

 

車上型の制御付自然振り子方式



新型「やくも」は、防犯カメラの設置による車内セキュリティ向上 、車体の衝突安全対策や機器の二重系化の他に、新たに開発・実用化した、車上の曲線データと走行地点のデータを連続して照合し、適切なタイミングで 車体を傾斜させる「車上型の制御付自然振り子方式」を初採用。乗り心地の向上を図ります。営業開始時期は2024 年春以降、となっています。

3 COMMENTS

よっさんdsnmb

JR西日本のデザインセンスはJRの中でNo.1だと思う。

アリー my dear

上品なカラーリングですね♪ 車両デザインにマッチしてると思いました( ´∀`)

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