神戸市営地下鉄西神・山手線が全駅にホームドアを導入、全車両を新型6000系に更新する事が明らかになりました。まずホームドアについてですが、既設の三宮駅に続き、先行的に新長田、名谷、西神中央-の3駅について本年度から設計を開始し、20年度に設置する計画です。残る12駅については、21~22年度に設計し、23年度の設置を見込む、との事です。
同局によると、既設の三宮駅に続き、先行的に新長田、名谷、西神中央-の3駅について本年度から設計を開始し、20年度に設置する計画。残る12駅については、21~22年度に設計し、23年度の設置を見込む。22年度までに同線を走る全車両を新型に更新する予定で、現在手動で開け閉めしているホームドアが、車両ドアの開閉と連動するようになるという
出典元:神戸新聞NEXT>ホームドア全駅設置へ 神戸市営地下鉄西神・山手線
神戸市営地下鉄「新型車両デザイン総選挙」で新型車両のデザインに選ばれた「プランB」のイメージパース
さらに驚いた事に、2022年度までに同線を走る全車両を新型に更新する予定で、現在手動で開け閉めしているホームドアが、車両ドアの開閉と連動するようになる、との事。ホームドアの整備に合わせて、同線を走る全車両(6連28編成168両)を新型新型6000系に更新する事が明らかになりました。
神戸市交通局平成28年度決算によると、西神・山手線:純損益 約62億4,200万円の黒字となっていますが、ただ、建設されてから年数が浅く、利用客が低迷している海岸線は、約44億7,800万円の赤字となってます。今回の報道のとおり、西神・山手線の全車両を置き換えるとなると、168両が必要になります。これは大阪環状線に投入される323系と同じ数です。神戸市営地下鉄にとっては開業以来の大型投資となります。
【追記】・・・神戸市営地下鉄開業時から運転されてきた1000系の第1編成が、昨日を以って引退したそうですよ。
既存の全車両形式を総入れ替えするんですか。でもあらためて調べてみたら、まだ新しい部類だと思っていた後期車の3000系も、登場からもう25年ほどが経過しています。
それでこれを契機に新型に車種を統一することになったのでしょうね(^_^)