南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業は、南海本線羽衣駅から高石駅周辺区間における道路交通の混雑緩和や踏切における事故や渋滞を解消するとともに、鉄道によって分断されていた市街地の機能が一本化され、魅力ある街づくりの実現に大きな役割を果たす高架化事業です。総事業費は約550億円です。長らく工事が行われてきた羽衣駅付近の高架化ですが、工事の進展に伴い2016年5月14日(土)の始発電車から高石駅・羽衣駅の下り線が高架線に切り替えられました。
【出典元】
→大阪府HP>南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
【過去記事】
→南海本線ー羽衣駅高架化工事の状況 18.03
→羽衣駅の下りホームが5/14始発から高架に切替え!南海本線ー羽衣駅高架化工事の状況 1605(駅舎・改札階編)
→羽衣駅の下りホームが5/14始発から高架に切替え!南海本線ー羽衣駅高架化工事の状況 1605(ホーム・軌道編)
→南海本線ー羽衣駅高架化工事の状況 16.04
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の事業延長は約4.1km(南海本線3.1km・高師浜線1.0m)で、対象駅は羽衣駅・高石駅の2駅で途中13箇所の踏切が除却されます。事業年度は1997年度から2019年度となっています。現在は上り線の高架化工事が行われています。
現地の様子です。前回の撮影が2018年03月だったので約5カ月ぶりの取材です。
上り線ホームから見た高架化工事の様子です。
駅部の高架化工事が本格化しています。
和歌山方面の様子です。高架橋が延々と構築されています。
先に高架化された下りホームから見た様子です。
難波側を見た様子です。
最後は難波側のホーム端から見た様子です。
ここの高架化が完了すれば…利便性が格段に向上することでしょう。
様子を見るとまだまだ時間がかかりそうですけれど、それでも高架橋部分が結構出来つつあるなと感じました。