叡山電鉄は、2022年10月28日付けのニュースリリースで、同社のデオ710形のうち712号車をリニューアルし、12月10日から運行を開始すると発表しました!主に1両編成で運用している700系車両は、同社で初めて冷房装置を搭載した車両ですが、1987年7月の運用開始から30年以上が経過したため、2018年から順次リニューアルを行っており、712号車は4両目となります。
【出展元】→700 系リニューアル車両 712 号車の運行を 2022 年 12 月 10 日(土)から開始します
外装:人と森が調和する沿線の景色
712号車の外装デザインは、人と森が調和する沿線の景色をテーマとし「緑」を基調とし ています。
内装:幽寂閑雅(ゆうじゃくかんが)な杉の景色
内装は、幾重にも続く幽寂閑雅(ゆうじゃくかんが)な杉の景色を座席に表現しています。
京都らしさの演出として、キモノ地を硝子に封入する「京友禅硝子」の技術と、川島織物セルコンのインテリアファブリックを融合した、座席仕切りを採用しています。ファブリックは、同社のトップブランド『Sumiko Honda』のファブリックで、桜 やツツジ、蝶のデザインをあしらいました。
「712号車リニューアル記念乗車券」
運行開始に先駆け、12月3日と12月6日に撮影会・貸切運行を実施。価格は6000円で、Webサイト「e-kenetマーケット」にて販売されます。また12月10日~2023年3月31日には、硬券乗車券2枚をセットにした「712号車リニューアル記念乗車券」を出町柳駅で販売します。(500セット限定・500円。上記撮影会では参加特典としてプレゼント)