JR九州-諫早駅は、長崎県諫早市永昌町に所在するJR九州・島原鉄道の駅です。長崎本線と大村線と西九州新幹線、島原鉄道線の計4路線が乗り入れています。2019年度の1日平均乗車人員は5,134人で、長崎県内で長崎駅に次いで2番目に利用者が多く全列車が停車します。島原鉄道は2017年度の1日平均乗車人員は867人でした。
駅施設は、新幹線が相対2面2線、在来線:2面4線(1~4番線)、島原鉄道線:1面1線を有する地上駅で、自由通路と接続した橋上駅舎が設けられています。新幹線ホームがほぼ地平に設置されており、全国的にも数少ない構造の新幹線駅となっています。
今回ご紹介する「諫早駅」は武雄温泉起点で44.7 kmの位置にあります。
諫早駅
〒854-0072 長崎県諫早市永昌町1
駅舎外観
諫早駅の東口側は、諌早市が整備した再開発ビル「iisa(イーサ)」と接続しており、島原鉄道線の駅舎(改札口・乗り場)の出入口が設けられています。再開発ビル「iisa(イーサ)」については別記事でご紹介したいと思います。
新幹線駅舎は西口側にあります。駅舎のデザインテーマは「明るい未来へ繋がる おもてなしのゲート」。人々の往来を映す大きなガラス面をゲート中央に配置。落ち着きのある諫早石調の外装を端部に配置し、諫早らしさと未来を映し出すゲートを表現しています。また、新幹線が発着するホーム階は、透明感のあるガラススクリーンで内部の様子が見えるよう配慮しています。
西口側の駅舎を真っ正面から見た様子です。
少し角度を付けて見た様子です。諫早駅の新幹線ホームは地平にあるので、橋上駅舎となっています。
東西自由通路と新在改札口
続いては駅の東西を結ぶ自由通路の様子です。これまでご紹介してきた西九州新幹線の各駅とは様子が一変し、大都市近郊を思わせる賑わいに驚きました!
自由通路を見通した様子です。
自由通路には、ミスタードーナツや改札前にはお土産を扱うキオスク諫早駅店(ファミマ)、スターバックスコーヒーなどがあります。
改札口側を見て行きます。
新幹線の自動券売機の様子です。嬉野温泉駅や新大村駅とは異なり、みどりの券売機が2台あり、クレジットカードが使用できました。
在来線改札口の様子です。
新幹線改札口の様子です。
新幹線の改札口を抜けた所です。在来線との乗り換え改札があります。
改札内コンコース
ドンドン進んで行きます。こちらは新幹線改札内コンコースの様子です。発車票は3色LED。
コンコースを奥に向かって進み、振り返って改札口側を見た様子です。
改札内コンコースの全景です。真新しい諫早駅の橋上駅舎は、大都市圏のリニューアルを終えた駅の様な都会的な雰囲気があります。
こちらはコンコースの最奥部にあるトイレ付近の様子です。
さらに進んでホームの様子を見てみましょう!
ホーム・設備
階段を降りると眼下に新幹線の線路が見えてきました!高架駅舎が多い新幹線駅で線路を見下ろす事はほんど無いので、こやってスラブ軌道を見下ろす感覚が新鮮でした。
ホームに降りました!新幹線は、相対式2面2線のレイアウト。発車票は、こちらも3色LEDです。
橋上駅駅舎下の様子です。ホームから上に向かって伸びる階段が新鮮です。
橋上駅舎の下は、大きな駅ビルの中の様な雰囲気でした。
諫早駅のホーム柵も他の駅と同様にガラス面が非常に広くて開放感が抜群です。
駅名標の様子です。
橋上駅舎下部の設備はこんな感じです。待合室、エレベーター、自動券売機等が無駄なく配置されています。
待合室の様子です。
待合室内部の様子です。椅子ではなく背もたれが無いベンチが置かれていまいた。
エレベーターの様子です。
ホームを見通した様子です。
長崎側の新幹線軌道の様子です。
武雄温泉駅側の新幹線機動の様子です。ズームレンズで引き寄せるとアップダウンが大きくて、まるでジェットコースターです。
最後は諫早駅を発車した「かもの」の様子です。
長かった西九州新幹線特集も次回が最終回。
次の停車駅は「長崎駅」です!
西九州新幹線の各駅