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JR西日本・鶴橋駅で「可変案内サイン」「駅空間演出」の実証実験に向け機器の設置が進む

JR西日本は、2023年春に開業予定のうめきた(大阪)地下駅を「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、「『あなた』が笑顔になる駅」をコンセプトに検討を進めていますが、うめきた(大阪)地下駅におけるサービス提供の実現に向けた可能性を検討するため、鶴橋駅で「可変案内サイン」「駅空間演出」の実証実験に取り組むと発表しました。

うめきた(大阪)地下駅で目指す、駅にまつわるさまざまな移動をサポートすることによるシームレスな移動「誰もが意のままに利用できる駅」や、「表情」を変える駅空間でのさまざまなお客様に対するお出迎え「また来たくなる、明日も何かが見つかる駅」の実現に向けた、サービス提供の実現性の検証が行われます。

 

 

 

実証実験の内容



1)デジタルサイネージを活用した「可変案内サイン」
鶴橋駅外回りホーム 近鉄電車乗換改札口にデジタルサイネージを活用した案内サインを設置します。多言語かつさまざまな表現で、乗り換え口や出口を案内することで、駅構内における効果的な情報提供の手法を検証します。

2)プロジェクションマッピングを活用した「駅空間の演出」
鶴橋駅 中2階コンコースにおいて、プロジェクションマッピングを活用した空間演出を行います。プロジェクションマッピングのお客様への印象などを確認することにより、駅構内のスペースを活用した空間演出の手法を検証します。

 

 

 

 

 

2019年8月10日 実証実験開始直前の様子

 


設置場所は大阪環状線 鶴橋駅 外回りホーム近鉄電車乗換改札口、中2階コンコースの2カ所です。鶴橋駅は、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催会場である「東大阪市花園ラグビー場」へ向けた近鉄電車との乗換駅であり多くの利用が見込まれるため、実証実験の実施場所に選定されました。スケジュールは2019812日(月曜日・祝日)から20201月ごろまでの予定です。

 

 

 

 

現地の様子です。サイネージモニタ3面が前後に配置され、合計6面の体制です。思ったよりも小さい感じですね。

 

 

 

 

真正面から見た様子です。グレア液晶なので、けっこう映り込みがあります。

 

 

 

 

真横から見た様子です。ちょっと変わった感じがします。一般的なサイネージモニタではない・・・?のでしょうか。

 

 

 

 

ホーム上では時々、ミストが散布されていました。

 

 

 

 

続いては中2階コンコースの様子です。天井にプロジェクター2機が取り付けられました。想定される画面サイズに比べると相当オーバースペックな気がしますが、視認性を高める為にウルトラ高輝度な設定になるのかもしれません。

 

 

 

 

Panasonic PT-RZ120JB、DLPプロジェクター 。輝度12600lmのハイエンド機種で実売価格280万円程度のモデルで、チームラボが使いそうなグレードのプロジェクターです。レンズは固定焦点レンズET-DLE035ですね。こちらも実売65万円程度の高性能レンズです。セット価格は345万円、設置費用や実証実験用のコンテンツ作成費を加えると、かなりの額になると思います。

 

 

 

 

 

どう考えてもオーバースペック。一体どんなコンテンツを表示するのでしょうか・・?

 

 

 

 

前回の記事でも書きましたが、環状線・鶴橋駅は直交する近鉄2路線と専用改札で、改札を出る事無く最短距離で乗り換え出来るのでメチャクチャ便利なのですが、常連客以外にっては難易度が高く、出口と間違えて乗り換え改札に突入し、ブロックされる人が跡を絶たないです。あまりの間違いの多さに耐えかねてJR側の案内サインがとんでもない事になっています。

今回の実証実験は「誰もが意のままに利用できる駅」を目指して、新技術・技法を用いる事で、鶴橋駅の問題解決を図り、それを大阪・地下新駅にフィードバックする事を目指しています。最新技術は鶴橋駅を救うのか?過度な期待は禁物ですが、今回の実証実験は大いに注目したいと思います。

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