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「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり事業」USJ隣接の海岸沿いに賑わいのある遊歩道と緑地を整備!【2028年全体供用】


大阪市は、2023年3月10日に、「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり構想」に基づき、公募型プロポーザル方式により水辺遊歩空間の賑わいづくり等を行う事業者を募集し、合同会社桜島開発を事業予定者に決定しました!

桜島開発の提案は、「Osaka Sakurajima Resort Gate Park」を実現するため、「魅せる」「憩う」「賑わう」 「繋がる」という4つの事業方針にそって、周辺施設とつながりながら段階的に「場」と「機会」を創出 し「水都大阪」の玄関口をつくる、というものでした。

 



 

ハード事業は、印象的な「アイストップ」景観の形成や照明による空間の演出 、滞留場所となる憩い空間の創出、河川の景観・環境を踏まえた緑化 、賑わい拠点となる3つの「BASE」設、回遊性を生むシームレスな動線形成 、フォトジェニックスポットの配置などが盛り込まれました。

・桜島桟橋の修景による景観向上 ・私設桟橋の整備事業者の誘致検討(将来構想)
・提案区域に隣接する西側エリアの整備構想との連携・調整
※私設桟橋及び空飛ぶクルマのポート整備: ㈱武蔵野 HD において将来、協議会に諮ることも検討中


ソフト事業は、周辺事業者を含む民間企業と連携し大阪・関西万博や大阪 IRといった周辺開発動向に応じて段階的にソフト事業を拡張 。企画例 としてイルミネーション、アート展示・体験、屋外音楽ライブ、小型モビリティなどを上げています。

・定期航路等の誘致活動への積極的な協力
・ラグジュアリーヨット等のチャータークルーズ誘致
・楽しく分かりやすいサイン計画の検討
・アクセス性向上のための移動モビリティ導入検討
・一部のイベント収益の確保に加え、自己資金を投入することで事業収支の安定化を図る。

 



今後は2025 年の大阪・関西万博開催の立上期、2028 年の初動期を経て、2030 年以降の発展期にかけて認知度向上を図り、通行人流の増加や経済波及効果の拡大をめざす方針です。

USJ近くの海沿いでは、結婚式場「アルカンシエルベリテ大阪」の跡地に新ホテルが計画されており、それと呼応する形でウォーターフロントの再整備が行われる事になりました。

将来的には、桜島駅前にあるリーベルホテル前まで遊歩道が整備される予定で、私設桟橋や空飛ぶクルマのポートなどを設ける構想もあります。USJの賑わいが周辺エリアに染み出す様なイメージで、海沿いが賑わいのエリアに生まれ変わる事を期待したいと思いました。

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