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大阪関西万博『フランス館』の概要発表。コンセプトは「自分、他者、そして自然への愛」ルイ・ヴィトンやディオールが展示に参画!


フランス博覧会公社は2025年大阪関西万博に出展するフランス館の概要を発表しました。

フランス館のテーマは「愛の讃歌」、コンセプトは「自分、他者、そして自然への愛」。

パビリオンは、フランスの建築スタジオColdefyと、イタリアの建築事務所CRA-Carlo Ratti Associati が手掛けました。フランスの高級ブランド、ルイ・ヴィトンやディオールなどが展示に携わり、ビストロやブーランジェリーなどの飲食店も入ります。また、自然との共存を題材にした宮崎駿監督の「もののけ姫」の一場面を再現したタピスリーも展示されます。



【出展元】
La France déclare sa flamme au Japon pour l’Exposition universelle Osaka Kansai 2025 
Coldefy and Carlo Ratti Associati Reveal Design of the French Pavilion for Expo Osaka 2025 | ArchDaily
2025年の大阪・関西万博 フランス館の概要発表(テレ朝news)
フランス、日本との「愛の象徴」 万博パビリオン概要発表 – 産経ニュース (sankei.com)


フランス館は、カーテンで覆われた、劇場の舞台のようなデザインが特徴的で、建物の正面に階段があり、来場者は、巨大ならせん階段を上り、屋上の庭園を散策できます。

 


パビリオン内の通路は「上昇」「自然の発見」「地上への帰還」の 3 つの段階に分かれています。曲がりくねった階段が地面から立ち上がり、訪問者をカーテンの敷居を越えて建物の内部空間へと誘い、最終的には屋上テラスへと導きます。

 


美しい庭園には、山地から海岸まで、フランスのさまざまな環境から切り取られた自然の一部が展示されています。訪問者はフランスの複数の生態系を探索し、自然とのつながりを再発見することができます。

 


フランス館の責任者ジャック・メール氏は「未来社会を思い描くことは大阪・関西万博のテーマです。将来に思いをはせながら、今の私たちの日常生活にどんな意義があるのかを考えたら、それが『愛』なのは明らかです」「大阪は伝統文化とイノベーションの街。過去と未来の橋渡しが行われる」と万博に期待を寄せました。

 


フランス館は、延床面積:5400㎡、長さ87m、幅は最大31.7m、高さは最大17m。ビストロやブティックなどを設置。建物を横断する歩道橋や、屋上に1000㎡の庭園を設けます。

予算は国と協賛企業で合わせて少なくとも5300万ユーロ=日本円でおよそ83億円、ドバイ万博の1.5倍の予算が投じ、半年間の期間中に300万人の来場を想定し、フランスの文化や技術を発信します。

 

フランス館 完成イメージ









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