サウジアラビアは、2023年11月15日に大阪・福島区の堂島リバーフォーラムで行われた「ガラ・ディナー」で記者会見を開き、大阪万博に出展する「サウジアラビア館」の概要と、2025年大阪万博のエンブレムを発表しました！
パビリオンのデザインは、一流の建築家、フォスター＋パートナーズ（Foster + Partners）が手掛けており、持続可能なデザインはサウジアラビアの自然環境に敬意を表し、砂漠の形状と現代の建築要素を融合させ、歴史的遺産と将来の進歩とのつながりを象徴しています。
エンブレムは、アラビア書道によるサウジアラビアの地図と日本語の「サウジアラビア」の融合が、パビリオンの建築的なストーリーを引き立てました。【出典元】
→サウジアラビア パビリオンのコンセプトは「伝統的市場」｜NHK 関西のニュース
→伝統的市場「スーク」×大阪商店街 サウジが万博パビリオン概要公表：朝日新聞デジタル (asahi.com)
→Saudi Arabia Reveals Expo 2025 Osaka Pavilion Design and Logo (aawsat.com)
サウジアラビア館は『商人の街』大阪とサウジアラビアの共通点として市場をイメージしたデザインされました。伝統的な泥れんが造りの大小10を超える建物が建ち並ぶパビリオンは、中東の伝統的な市場「スーク」を再現したもので、細い路地を歩きながら商店に見立てたさまざまなコーナーでサウジアラビアの料理や伝統的な書道などを体験できます。
パビリオンのほとんどの建設資材は再利用が可能で、屋根全体にソーラーパネルを設置し、雨水を再利用するなど、建物で使うエネルギーの消費量を実質的にゼロに抑える環境に配慮した施設となります。
サウジアラビアのアルマズヤッド・オスマン政府代表は『伝統的な料理や音楽、人との交流を通じてサウジアラビアを五感で感じてもらえるわくわくするパビリオンにしたい』とコメントしました。
大阪・関西万博では、参加を表明している160の国や地域のうち、約50か国が参加国が独自にデザインするタイプAを出展します。サウジアラビアの担当者によると建設スケジュールは予定どおりで万博開催日には十分間に合うとしています。
