2025年日本国際博覧会協会は、2025年大阪・関西万博開催に必要な事業の方針、計画をまとめた「2025年日本国際博覧会基本計画」を策定しました。万博開催に向けて、会場計画、運営計画、情報通信計画、輸送計画、広報・プロモーション計画、資金計画、事業推進計画などが纏められました。
【出展元】→大阪・関西万博「基本計画」を策定
※記事タイトルの「(仮称)夢洲メイン会場建設工事」は、僕が便宜上付けた仮称であり正式な計画名称ではありません。
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとし、海と空が感じられる会場を、カーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど未来社会を感じられる先端技術と社会システムを実装・実証する「未来社会のショーケース」とすることを目指します。
また、バーチャル技術を活用し、万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」の実現にも挑戦。リアルとバーチャルが融合した、新しい国際博覧会の姿を示してい行く計画です。未来のショーケースとして、コロナ禍を乗り越えた先の新時代の国家プロジェクトとして、カーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど、2025年以降の未来を感じさせる次世代技術の実証と2025年にふさわしい先端技術の実装を目指します。
資金計画は、会場建設費として最大1,850億円、運営費として809億円を見込んで居ます。2025年4月13日〜10月13日まで184日間にわたって開催されます。想定来場者数は約2820万人を見込んでいます。
会場レイアウト
万博会場は、大きく分けて3つのワールドに分かれています。
パビリオンエリアは3つのサブテーマ「Saving Lives(いのちを守る)」「Empowering Lives(いのちに力を与える)」「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」から1つ以上、またSDGsの17のゴールから1つ以上を選択し、各参加国・国際機関の取り組みをパビリオンなどで展示します。
会場の中心には万博のシンボルとなる「静けさの森」が設けられます。
こちらは会場の移動手段を示した図です。
世界最大級の木造建築物となる『大屋根(リング)』

大阪・関西万博会場のシンボルは、世界最大級の木造建築物となる『大屋根(リング)』。 会場全体をつなぐ役割を担い、パビリオンワールドの上にかかる環状のデッキで、屋上には「リングスカイウォーク」と名付けられた展望できる歩道が設けられます。

『大屋根(リング)』は、万博の会場デザインプロデューサーである建築家の藤本壮介氏がデザインした建築物で、基本設計は藤本氏と東畑建築事務所・梓設計JVが担当。「多様でありながら、ひとつ」という、大阪・関西万博の理念を表すシンボルとなります。

『大屋根(リング)』の建築面積(水平投影面積)が約6万m2、高さが12m(外側は20m)、内径が約615m、リングの幅は約30m、1周が約2km。木造の貫(ぬき)工法の利用を想定。

リングの下は万博会場の主動線になるだけでなく、雨風や日差しを遮る快適な滞留空間にもなる予定です。


リングは屋上に上ることができ、屋根の上には緑の丘が広がるという。屋上からは会場全体や瀬戸内海を見渡せる。海と空に囲まれた万博会場の魅力を引き出す巨大装置になります。
完成イメージパース各種
2023年9月の様子

現地の様子です。前回の取材が2023年5月だったので約4ヶ月振りの取材です。

大阪関西万博のメイン会場は2023年4月13日に起工式が行われ本格的な工事が始まりました。

会場南側、ウォーターワールドの様子です。完成イメージパースでは水面の様に見えますが、現在は完全に陸地になっています。工事が進んでから水をはって水盤に仕立て上げるのでしょうか?

少しカメラを右に振って、万博会場のシンボルとなる、大屋根(巨大な木造リング)を中心にしたアングルです。

『大屋根(リング)』の建築面積(水平投影面積)は約6万m2、高さが12m(外側は20m)、内径が約615m、リングの幅は約30m、1周が約2kmもある巨大な建築物となります。

ついに「大屋根」の一部が姿を表しました!!

撮影ポイントを変えて、敷地外からズームレンズで捉えた「大屋根(リング)」の様子です。

アップで見た様子です。これは凄い建物が出来そうですね・・・!

「大屋根(リング)」を真横から見た様子です。超絶巨大な寺院にも見えますね。

最大望遠にて引き寄せました。巨大な木製の舞台は「令和の清水の舞台」。いや、ここは大阪ベイエリアなので「夢洲の舞台」かな?この大屋根にカッコいいニックネームが欲しいですね。

ついに大屋根(リング)の設置が始まった万博会場。パビリオン着工の遅れが話題ですが、会場工事は着々と進んでいます。
海外パビリオンの着工遅れを政争の具として利用する様な、センセーショナルな見出しの報道が相次ぎ、あげく「今から中止しろ!」といった論調を見けます。今、中止して何がしたいのでしょうか?中止する事で得られるメリットがあるなら教えて欲しいです。開催するメリットと比較して、中止で得られるメリットが大きいのであれば、中止した方が良いという事になります。
また、中止した場合に発生するデメリットと、それに対する対策もセットで教えて欲しいです。政敵を攻撃する為だけのネガティブキャンペーンと、それに感化された子供じみた感情論に配慮しすぎて、結果的におかしな方向にネジ曲がって行き、結果的に全部が不幸になる、そんな事はあってはなりません。
2023年5月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2023年3月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

会場南側、ウォーターワールドの様子です。写真では小さく見えますが面積は47ha(USJのパーク面積は約45ha)もあります。地盤改良工事が進行中で、大型の打設機で地面に打設された板状の人工的な透水体、ペーパードレーンが軟弱な土中の水分を排水させ、地盤の強度を高めています。


アップで見た様子です。大阪関西万博のシンボルとなる、巨大な木製リングが設置される箇所が見て取れる様になってきました。

パビリオンワールドの様子です。各国のパビリオンが立ち並ぶワールドの面積は65.74haもあります。

前回とは様子かかなり変わり、建物の建設工事に使われるクローラークレーンが多数稼働していました。

敷地北側(写真左)と大阪メトロ中央線の新駅付近の様子です。

大阪IR側の様子です。

撮影ポイントを変えて、島内の様子です。渋滞対策として設けられる高架道路の橋脚が造られています。

反対側の様子です。

夢洲内のメインストリート「夢洲幹線道路」の様子です。4車線道路が6車線に拡幅され広々としています。
※助手席から撮影しました。以下、全て同じ

「夢舞大橋」の様子です。 大阪関西万博や大阪IRの整備に向けて、4車線が6車線に拡幅(ガードレール撤去等、橋面整備)されました。

夢舞大橋は、元々6車線分のインフラが整備されていたので、比較的スムーズに4車線→6車線に拡幅する事ができました。

夢舞大橋は大阪ベイエリアの橋の中でも特にデザインがカッコいいです。

舞洲島内の「舞洲幹線道路」は「 此花大橋」と「夢舞大橋」の拡幅に合わせて車線が拡幅されました。

「此花大橋」の様子です。歩道部の車道への変更などにより、4車線が6車線に拡幅されました。

此花大橋の様子です。こちらは物理的に4車線分しかインフラが無いと思っていたので、6車線化された事に驚きました。

此花大橋は1本のメインケーブルで橋桁を支えるシンプルな構造です。

最後は阪神高速のアプローチ付近の様子です。大阪万博やIRの開業など、将来の交通量の増加に向けて着々と準備が進んでいます。
2023年3月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2023年1月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

万博会場付近の様子です。この二ヶ月間でかなり大きな変化が見られました。

まずは南側の様子です。護岸工事がかなり進んでいます。

会場南側、ウォーターワールドの様子です。写真では小さく見えますが面積は47ha(USJのパーク面積は約45ha)もあります。
現在、地盤改良工事が進行中で、大型の打設機で地面に打設された板状の人工的な透水体、ペーパードレーンが軟弱な土中の水分を排水させ、地盤の強度を高めています。

アップで見ると・・・!大阪関西万博のシンボルとなる、巨大な木製リングが設置される箇所が見て取れる様になってきました。工事着々・・といった感じですね。

パビリオンワールドの様子です。各国のパビリオンが立ち並ぶワールドの面積は65.74ha。綺麗な更地になっています。

敷地北側(写真左)と大阪メトロ中央線の新駅付近の様子です。

大阪IR計画地の北端付近の様子です。大阪関西万博のシンボルとなる『木の大屋根(リング)』の実物大モックアップが建てられています。

撮影ポイントを一気に変えて、『木の大屋根(リング)』の実物大モックアップを近くで見た様子です。

縦アングルで見るとこんな感じです。万博の施設・・というよりは、奈良・京都の古い寺院にありそうな、巨大木造建築物といった雰囲気があります。

『大屋根(リング)』の建築面積(水平投影面積)が約6万m2、高さが12m(外側は20m)、内径が約615m、リングの幅は約30m、1周が約2kmもあります。想像を絶する規模の木造建築物にありますが、本当にあと2年で造る事が出来るのでしょうか・・・??

更にさらに撮影ポイントを変えて、こちらは夢洲の中央部を横断する幹線道路の様子です。いつの間にか拡幅されており、片側3車線に広がっていました。

最後はコスモタワー展望台から見た、夢舞大橋の様子です。万博開催時の混雑に対応するため、夢舞大橋も片側3車線にパワーアップしていました!!
2023年1月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2022年9月だったので、約4ヶ月振りの取材です。

会場南側、ウォーターワールドの様子です。写真では小さく見えますが面積は47ha(USJのパーク面積は約45ha)もあります。
現在、地盤改良工事が進行中で、大型の打設機にてペーパードレーンの材料を地面に打設しています。ペーパードレーン工法は、粘性土の圧密促進を図って事前に軟弱地盤の沈下を促進させ、建設後における有害な残留沈下や不同沈下を著しく低減させることを目的とするもので、軟弱な粘性土地盤中に板状の人工的な透水体「プラスチックボードドレーン」を打設し、土中の水分を排水させることで、地盤の強度を増加させる事が出来ます。

アップで見た様子です。おびただしい数の「プラスチックボードドレーン」が見て取れます。想像以上の光景でゾワッと来ました。この「プラスチックボードドレーン」が土中の水分を排水して、地盤の強度を増加させます。

パビリオンワールドの様子です。各国のパビリオンが立ち並ぶワールドの面積は65.74ha。綺麗な更地になっています。

敷地北側(写真左)と大阪IRの計画地(写真右)の様子です。巨大なビニールハウスにも見える仮設の建物が姿を現しました。これはなんの目的で建てられたのでしょうか・・?

大阪IR計画地の北端付近の様子です。このあたりは万博会場の外ですが、なにやら新しい構造部が建てられていました・・。

こっ、これは!!!大阪関西万博のシンボルとなる『木の大屋根(リング)』の実物大モックアップではないでしょうか!?凄い、実物に近いモックで実地テストが行われていました!

最後はもう一度引き気味で見た現地の様子です。
今回の取材は、木の大屋根(リング)のモックアップを発見して、一気にテンションが上がりました!
2022年9月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2022年5月だったので、約4ヶ月振りの取材です。

会場南側、ウォーターワールドの様子です。写真では小さく見えますが面積は47ha(USJのパーク面積は約45ha)もあります。前回の撮影時と比べると、水面がほとんど無くなり様子が一変していました。

アップで見た様子です。地盤改良工事が進行中で、大型の打設機にてペーパードレーンの材料を地面に打設しています。
ペーパードレーン工法は、粘性土の圧密促進を図って事前に軟弱地盤の沈下を促進させ、建設後における有害な残留沈下や不同沈下を著しく低減させることを目的とするもので、軟弱な粘性土地盤中に板状の人工的な透水体「プラスチックボードドレーン」を打設し、土中の水分を排水させることで、地盤の強度を増加させる事が出来ます。

パビリオンワールドの様子です。各国のパビリオンが立ち並ぶワールドの面積は65.74ha。綺麗な更地になっています。

敷地北側(写真左)と大阪IRの計画地(写真右)の様子です。重機が可動していますが、この辺りでは大阪メトロ中央線の夢洲新駅の建設工事が進んでいます。

大阪IR計画地の北端付近の様子です。

最後は引き気味で見た夢洲中央部の様子です。
パソナグループ 万博パビリオンの地鎮祭(建通新聞)
https://www.kentsu.co.jp/sp/webnews/view.asp?cd=230908700021&pub=1&su=1
展示のテーマは、①最新の医療と食による健康な身体②思いやり精神による生きがいあふれる社会③さまざまな人が生き生きと働くミューチュアル・ソサエティー(互助の社会)―の創出となる。パビリオンの案内役には漫画家の手塚治虫氏のキャラクター「鉄腕アトム」と「ブラック・ジャック」が登場する。
ゼリ・ジャパン 大阪・関西万博において海をテーマにしたパビリオン「BLUE OCEAN DOME」の概要を発表( AFPBB News )
https://www.afpbb.com/articles/-/3478602?cx_part=top_category&cx_position=2
四方を海で囲まれた「海の万博」において「海をテーマにしたパビリオン」
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) ガンダムパビリオン(仮称)と大阪ヘルスケアパビリオンが連携協定締結
「機動戦士ガンダム」による未来社会の課題解決に向けた取り組み
株式会社バンダイナムコエンターテインメント ( PR TIMES )
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000903.000051316.html
USJからも万博会場へ、来場手段に12航路整備検討…水の都・大阪をPR(讀賣新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230524-OYT1T50114/
>さんかくさん
まさにその通りですよね。
日本の凋落ぶりを世界に晒す結果になるに違いありません。
1850億円へ約1.5倍に引き上げられたのが2020年12月。その頃のドル円相場は1ドル103円台、原油価格は1バレル50ドルを切っていた。今では1ドル145円、原油価格は当時の2倍以上。
鋼材や木材などの資材も、ウクライナ侵攻の影響で急上昇。
そう考えたら、1850億円におさまるわけは絶対にない。
また、大阪の次の2030年万博は、韓国・釜山がBTSまで使った派手な誘致パフォーマンスが話題だけど、日本の隣国ということもあり困難で、オイルマネーパワーにまさるリヤド(サウジアラビア)がガチガチの大本命と言われている。
サウジという世界最大級の産油国で行われるリヤド万博が、同じ産油国(UAE)で行われた2020ドバイ万博(2021/10→22/03)の規模を下回ることは絶対にない。ちなみに、ドバイ万博の会場建設費は、2025大阪の5倍超にあたる70億ドル(1兆円超)だった。サウジは「盟主」のプライドに賭けてもドバイ以上の規模にするだろう。
もしそうだとすると、2020ドバイ、2030リヤドの両横綱に挟まれた大阪は、誰の目にもしょぼく映るのは避けられません。
個人的にはもう、コロナを口実にして大阪万博自体完全撤回した方が良いと思いますよ。
おはようございます(^_^)
会場の整地作業が着々と進められていますね。来年あたりからパビリオンなどの会場施設の建設も始まるのでしょう♪
2025年の大阪・関西万博に「ガンダムパビリオン(仮称)」出展!
https://news.yahoo.co.jp/articles/3769e7472a8fd6892ce8dac2931d5087c3968be1
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に、『機動戦士ガンダム』を軸に、「もうひとつの宇宙世紀」を舞台に、未来社会の課題解決に向けた壮大な実証実験を行う「ガンダムパビリオン(仮称)」を出展することをバンダイナムコホールディングスは発表した。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)『ガンダムパビリオン(仮称)』構想概要発表!
~「機動戦士ガンダム」による未来社会の課題解決に向けた実証実験~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000534.000051316.html
株式会社バンダイナムコホールディングスは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)へパビリオン出展を行います。この度、パビリオン出展構想概要がまとまりましたので、以下のとおりお知らせいたします。
当初の計画では、海面が残る「ウォーターワールド」に水上ホテルやVIP用のレセプション施設を建設すると絵まで画いてましたが、現在の計画では巨大リングの一部が海面に架かっているだけで、時に構造物はないようですね。
今更ですが、疑問に思っていたことがあります。
夢洲の南側にある埋め立てられてない海面です。
万博の計画では、「WATER WORLD」という予定になっています。
WATER WORLDは、現在の海面よりも拡大しているように見えます。
WATER WORLDでは、どのようなイベントが開催されるのか楽しみです。
前回の万博時には産まれてなかったので経験はありませんが、このイメージパーツを見てもワクワクが感じられません。
大きなステージは、サマソニのようなフェスと代わり映えしませんし、アウトレットモールのような街並みもデジャヴを感じます。要はハコモノよりコト重視ということなのでしょうか。
折角税金を使ってるのなら後世にまで記憶に残る万博にしていただきたいです。
万博・大阪パビリオン、パナソニックなどが協賛 まず9社(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF301TQ0Q1A930C2000000/
パビリオンの事業規模は展示や建築などの総額で約160億円を見込む。
再都市化の定義と世界の再都市化の状況を知るにつけ、むしろ工場三法による工場制限は当たり前だったように思える。
大都市として生産現場の次の産業や都市像を大阪府も市も見いだせず、生産現場にこだわり衰退を世界のなかでは少数派だが招いた。日本でも北九州市、神戸市、京都市、大阪市で名古屋市や福岡市は大幅増である。但し工場の制限は良いとしても大学の制限は必要なかった。
結論は府や市に将来のあるべき都市像を見通せる人材がいなくて国の方針や施策を実行するだけの単なる実行機関に過ぎなかったから衰退した。
今もその傾向が強く、ベンチャーにしろ金融にしろ国が特区を言い出してから府や市が動いているが、愛知県や福岡市は特区の相当以前から動いており、東京都の金融やベンチャーに対する取り組みは世界一を目指しており半端でない。
今回の万博にしても委員は電通の影響力があり大半は東京勢であり、数少ない大阪勢のロボットの石黒氏に期待したが、創立するロボットベンチャーの会社は本社東京にしたからがっかり、更に目玉の空飛ぶ車も東京のベンチャーに依頼しており、やはり場所貸しの万博ではないかと危惧している。府市や関西財界は金だけとられるのでなく、もっと発言すべきだわな。
大阪公立大にしてもカジノや金融の学部がなく、大阪経済に資するのでなく単なるサラリーマン育成大学かと懸念する。
もっとトップが舵取りをしっかりしないと大阪の再生は難しい。
都構想の否決、大阪発コロナワクチンの遅れ、カジノも延期、
東京オリンピックは165億も使ってあの開会・閉会式…。
がっかりすることばかりが続いてしまって、
楽しみにしている大阪万博が失敗に終わるんじゃないかと不安になってきました…。
見極めるために1年〜1年半ぐらい延期した方がいいかな。
ま、全期間入場券は購入しますし、英語も話せるようにしておきますよ。
インターネットの無かった時代よりも現在の方が海外旅行は身近になっているのではないですか?
五輪の様なただ見るだけのイベントと違って、万博はやはり自分が現地に行かなくては楽しさは半分も伝わらないです。
百貨店の内部を見ただけで楽しいですか?
実際に飲食をしたり買い物をしたりしなくては楽しくは無いですよね。
どれだけネットが盛んになっても情報として見るだけでは楽しくは無いです。
前回の万博に私は行きました。当時は小学生でしたが、大阪市内に住んでいるので何度も行きましたがそれが後の人生で一つの楽しみを奪うぐらいのショックが有りました。
万博が素晴らしすぎたので後に米国でディズニーに行こうがユニバーサルスタジオに行こうが、サンディエゴのシーワールドに行こうが全然楽しくない。
圧倒的な楽しさを提供してくれたあの万博は半世紀が経過をしても何から何まで克明に覚えている程強烈でした。
もちろんあの規模では出来ないかもしれません。
でも半世紀後の今なら又違った物が出来るのではと今からワクワクしています。
一千億ですか。大きな高層ビル一つ分ですね。
それでこれからも日本が観光で食べて行けるなら高くはないように思えますが?
三兆円もかけるのは問題外ですし、負の遺産をずっと背負い続けるのは苦しいですがね。
万博の終了後にはパビリオンは撤去されます。何せ建設運営は各国各社持ちですから。
規模も来客予想も、ポートピア81の1.5倍くらいですね。
事業費はよく分かりませんが、数倍という感じでしょうか。
まあ収入も少しは上がるでしょうが……
インターネットが無かった時代ほどの魅力は無いでしょうが、
一方では近隣国からの来客も少しは見込めます。
集客は及第点を取れるかもしれません。
しかし建設費過大で1000億円くらいの借金を背負う、
(〇年ぶり△回目)という伝統芸を見せられるのかなぁ。
ドバイ万博は一年延期され十月一日からですね?
日本も少々延期をすれば如何でしょう?
それと今回の五輪で夏場はどうなのかと思いました。夏から秋は暑さだけでなく年によっては毎週のように台風が発生する可能性もあります。会期は殆ど気候の良い時期が無い様に思いますが?
ドバイは十月から。日本も十月中旬ぐらいからの会期にすればどうなんでしょう?
できれば一年半の延期というか。25年に拘る必要はあるのでしょうか?
通りすがりさんのキー局に関するご指摘、仰るとおり。
ただそこまでご理解いただいているなら、「関西」「首都圏」という単語を使うのは厳禁だというのもお分かりかと。
「関西」「首都圏」ではなく『近畿圏』『関東圏』です。以後ご注意の程。
開催期間が短期間なのでどうせなら各国パピリオンも、閉会後レガシー施設として有効利用できるよう計画してほしいです。それこそがエコであり、持続可能社会のあるべき姿だと思います。
工場三法!!
まさにそれ!
一応首都圏も近畿と同じ工場三法の枠に入ったが、東京は政治、経済、文化、金融、マスコミを一極集中させてるので経済的なダメージも少ない。
しかも中京圏に工場立地を促進。
一方、近畿圏は手足をもがれ70年代から衰退の一途をたどる。。。
80年後半はバブルで無策のハコモノを建て不良債権を作り。。。
しかしここ数年、明らかに関西経済の上向きが感じられます。
インバウンドがけん引した部分もありますが、特に大阪の変化には体感できます。
万博、IRの成功成就を祈念します!!
それと先ずはTVキー局での、全国ニュースの東京ローカル情報一辺倒の是正を望みます。
トップニュースが首都圏の交通情報とか天気とか。。( ̄﹏ ̄;)
工場三法
大阪から工場を奪う政策
http://www.eonet.ne.jp/~0035/sanpou.htm
(ここから引用)
近畿衰退化法案-「工場三法」
戦時統制体制として形成され、戦後においても存続した「40年体制」を利用して、中央省庁は国策として、経営・企画・立案・情報等の機能を東京に集中させることに注力した。
http://www.eonet.ne.jp/~0035/memo1.htm
http://www.eonet.ne.jp/~0035/memo2.htm
http://www.eonet.ne.jp/~0035/memo3.htm
地方は、第一次産業と製造業の現場(工場)で生きていけ、というわけである。
ところが、近畿圏においてはその製造業でさえ制限されたのだ。
近畿圏の足かせとなったのが、いわゆる「工場三法」である。
工場三法の概要
(pdf :重いのでご注意を)
http://www.dbj.go.jp/kansai/report/pdf/060227.pdf P.5
1964年
工場等制限法制定 正式名称:近畿圏の既成都市区域における工場等の制限に関する法律
既成都市区域内の制限区域において、産業・人口の過度の集中を防止し、都市環境の改善を図ることを目的として、工場(原則1,000m2以上)や大学の新・増設を制限。
1972年
工業再配置促進法制定
工業が集積した地域(移転促進地域)から集積が低い地域(誘導地域)に
工場を移転・新設する場合、事業者に補助金等の支援措置を実施。
1973年
工場立地法制定
特定工場(敷地面積が9,000m2以上または建築物の建築面積の合計が3,000m2以上の大・中規模工場)を新増設する場合、生産施設に面積制限を課し、一定規模の緑地、環境施設の確保を義務づけるもの。
公平を期すと、首都圏においても同様の法律が施行されていた。
この「工場三法」の表向きの目的は、過度の集中の排除だったのだ。
しかし、前述のとおり、東京への経営・企画・立案・情報等の機能の集中は、国策として逆に促進されたのである。
つまり、一連の製造業の集中排除法案では、近畿圏だけが一方的に負担を強いられたのである
冒頭のタイトルを【近畿衰退化法案】としたのは、
「工場三法」によって近畿がダメージを受けたのは、法律の結果ではなく、
ダメージを与えることが法律の目的だったフシがあるからである。
近畿を対象とした最初の「工場等制限法」が制定されたのが1964年、
2年後の1966年に「中部圏開発整備法」が制定された。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S41/S41HO102.html
これは「制限」する法律ではなく、「開発整備」する法律であり、
ここにおいて製造業の近畿から中部へのシフトが、国策として図られていたのである。
(引用終り)
1970年の大阪万博の時には
すでに大阪経済の地盤沈下は指摘されてました
しかし、それは自由な競争の結果ではなく
国策によるものであることが後に判明しています
本社機能を大阪から奪う政策については
故堺屋太一氏の「東大講義録」で書かれてます
(ここから引用)
東京一極集中を決めた重要法案団体令が公布される前に、
すでに全国団体をつくっていた業界がありました。
典型的なのは繊維業界です。
明治時代から繊維業界には全国団体があり、
そのほとんどが大阪にありました。
政府では、「これはけしからん」ということになったのですが、当の団体は大阪から動かない。
1960年代になって大阪の繊維団体を東京へ移すことが通産省の重要テーマになりました。
繊維団体は紡績協会、毛織物協会、化繊協会、アパレル協会など、十数団体、その職員も800人ほどいる。
その上に繊維新聞などのマスコミも大阪にあります。
これら繊維業界と通産省の摩擦が激しくなりました。
そこへ、昭和43(1968)年に日米繊維摩擦が起こります。
これは国際問題だから国が交渉しなければならない。
アメリカは日本の繊維品輸出を自主規制するように主張しましたが、その限界の数量をどうするかが決まらない。
ところが通産省は、対米交渉するには大阪の繊維団体が東京へ移転することが先だ、という条件を出しました。
当時は通産省には繊維局があり、局長は三宅さんという人でしたが、「敵は米国にあらず大阪なり」と断言したものです。
当時の宮沢喜一通産大臣の在任期間には解決できませんでした。
ようやく次の田中角栄通産大臣になり、宮崎輝さんという当時の旭化成の社長が「800人の職員をいっぺんに移せといわれても住宅も手当てできないし、コストもかかるから、紡績や化繊、合繊、毛織物などいろいろな団体の上に、屋上屋を架すような繊維工業連合をつくって、その本部を東京へ置き、私がその会長になって三田のマンションに住みますから、何とかアメリカと交渉してください」ということで決着しました。
しかし、その後も通産省は圧力をかけ続け、いまや繊維工業団体の中で大阪に本部事務局が残っているのは、紡績協会ただ一つ。
あとは全て移転しました。
同様に名古屋にあった陶磁器工業会、京都にあった伝統産業振興会なども東京に移転することを強いられました。
(引用終り)
続きます
大阪、関西万博という名称がついたが、前回の日本万博と違い、大阪・関西の人材が登用されると期待したい。
※日本万博の名称通り東京の若手クリエイターが大半関わり、終了後彼らの活躍で東京が大発展した。大阪万博というより東京万博だった。
真実かどうか不明だが、今回は電通だけでなく、アクセンチェア大阪支店がかかわっているという情報もあり、知事・市長が意欲的で大阪の民間企業も積極的であり、大阪・関西のクリエーターを積極的に起用して経験を積ませ終了後に大阪を変えると期待したい。
万博は入場数の多寡ではなく、情報発信の場であり、人材育成の場となり、大阪に最先端経済をいかに定着させるかが一番の課題と考える。
いわば梅田が万博の影響で渋谷を超えるベンチャーの都になれば大成功といえる。
大屋根は170億円もかかるそうです。
会場建設費は最大1850億円ということですが、当初の1250億円の5割増しになるようです。
東京オリンピックのように建設費がだんだんと嵩んでいくということでしょうか。
何かにつけ信用できませんね。
万博終了後に有効利用されることを期待します。
1970年の大阪万博はイベントとしては大成功だったのに、その後、大阪経済の地盤沈下が止まらなくなりました。万博から大阪経済を発展させるものを生み出さなかったと言えます。同じ誤りを繰り返さないでほしいです。
今度の大阪関西万博の会場面積は、70年万博の半分以下です。コンパクトでもここから関西を飛躍的に発展させる科学、技術、文化が盛り込まれたら成功だと思います。
吉村知事が以前、万博の跡地にF1を誘致したいと言っていた。このリングの上にF1カーを走らせるってどうかな?
最初の「とれとれビレッジ」みたいなのは無いだろうとは思ってました。
パビリオンの外観は各国そして企業にとっては腕の見せ所。見栄えのする個性的デザインで勝負をしなくてはいけないのに同じ様なのがポツポツと建っていてもねぇ。
パビリオンや敷地に作られた施設・設備は全て除けて更地にする筈ですが、この巨大リングは残すつもりなのでしょうか?
これは使えますよ。跡地に何かしらの物を作るとしたらこれは役に立つような気がします。
潰してしまうのは惜しいですね。