『マルビル・大阪関西万博バスターミナル(EXPO 2025 Maru Bldg. Bus Terminal)』が完成間近!大阪マルビル建替え計画の最新状況 25.01.25【2030年春竣工予定】


営業していた頃のマルビル

大和ハウス工業と大阪マルビルは2022年5月13日付けのニュースリリースで、大阪駅前のランドマークタワーとして親しまれてきた「大阪マルビル」を建て替えると発表しました。

「大阪マルビル」は1976年に竣工した大阪でも最古参に分類される超高層ビルの1つで、その円筒形のユニークな形状から大阪のランドマーク的な存在として長らく親しまれてきました。しかし、竣工後50年近くが経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっており、より質の高い商品・サービスを提供し、大阪の新たなランドマークとなりうる施設として刷新する為、建替えが決定しました。

再開発のスケジュールは、2023年夏に解体工事に着手し、2025年大阪関西万博の期間中はバスターミナルとして暫定活用、その後に新築工事に着手し、2030年春に完成する予定となっています。

【出展元】
「大阪マルビル」を建て替えます

『(仮称)大阪マルビル建替プロジェクト』シン・マルビルは高さ192m!巨大LEDビジョン「球体デジタルアトリウム」を設置【2030年完成予定】



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「大阪マルビル」の建替え決定!万博期間中は敷地をバスターミナルとして活用、その後に新ビルを着工【2030年春竣工予定】



さようならマルビル。2023年5月末で全テナントの営業が終了、建替え計画が始動へ。 


2025年1月25日の様子


現地の様子です。前回の撮影が2025年1月2日だったので、約3週間ぶりの撮影です。

臨時バスターミナルの正式名称は
『マルビル・大阪関西万博バスターミナル(EXPO 2025 Maru Bldg. Bus Terminal)に決まりました!


この3週間で一気に工事が進み、臨時バスターミナルは、完成状態になりました!!


北側から見た様子です。


西側から見た様子です。



南東側から見た様子です。大型バスの駐車スペースが複数設けられています。一部にはEVバス用の充電器が設置されてました。


東側から見た様子です。


敷地の北東側に、解体された「旧・マルビル」の外壁がオブジェとして展示されていました!
大和ハウス工業は、マルビルを本当に大切に思っているんですね・・。


敷地北側に設置された上屋の様子です。柱が「ミャクミャク」カラーになってますね。


最後は北東側から見た、バスターミナル全体の様子です。

2025年1月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年12月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


仮囲の内部の様子です。大阪関西万博のシャトルバスが発着する、臨時ターミナルの整備が進んでいます。


超高層ビルに囲まれたビルの谷間から万博会場に人々を運びます。

臨時バスターミナルの待合所の様子です。

 


西側から見た様子です。


臨時バスターミナルはもう少しで完成しそうです。


最後は北側から見た、現地の様子です。

2024年12月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年11月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。



北側から見た様子です。旧ビルの解体工事は完了し、大阪・関西万博の開催期間中に設けられる臨時の「バスターミナル」の整備が進んでいます。


北西側から見た様子です。


臨時バスターミナルの様子です。かなり出来上がっています。

 


西側から見た臨時バスターミナルの様子です。


東側から見た様子です。

 



南西側から見た、臨時バスターミナルの様子です。万博期間中は、建物に万博を盛り上げるロゴマークなどが掲示されるはずで、その様子を想像しただけでワクワクしてきます。


まだまだ先の事だと思っていましたが、目の前に姿を表した臨時バスターミナルを見ると「いよいよ始まるんだ」という期待感と「1年後には祭りが終わっているんだ」という寂しさが混ざりあった気持ちになりました。


最後は臨時バスターミナルと、ヒルトン大阪を絡めたアングルです。

2024年11月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年8月だったので、約3ヶ月ぶりの撮影です。

 


南東側から見た様子です。旧ビルの解体工事は完了し、すっかり更地にになっていました。


西側から見た様子です。来年の大阪関西万博の開催期間中は、バスターミナルとして暫定利用される予定です。


北西側から見た様子です。こうやって更地になった現地を見てみると、想像以上に広く感じました。


北側から見た様子です。


最後は北東側から見た様子です。

2024年8月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年6月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。


東側から見た様子です。高層部の解体工事は終了、解体用のタワークレーンの解体が始まっていました。


南側から見た様子です。今後は地上駆体解体の残り、さらに地下駆体の解体工事が行われます。これから暫くは変化点が少ない状況になります。

 


撮影ポイントを変えて、北側から見た様子です。


地上部は西側壁面を残すのみとなりました。解体工事が始まる前のマルビルの写真が早くも貴重なデータのなりました。


最後は、新ビルの高さをイメージして見上げたアングルで撮影した1枚です。

2024年6月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年5月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。

 


東側から見た様子です。解体工事がさらに進み、メチャクチャ低くなりました。この調子だと8月頃に地上駆体が姿を消しそうです。

 


西側から見たの様子です。


縦アングルで見た様子です。


南側から見たの様子です。

最後は少し上向き気味で見た様子です。周辺のビルと比べると、マルビルの低さが際立ちますね。

 

2024年5月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年4月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


西側から見た様子です。前回の取材時にくらべて更に低くなり、半分ぐらいの高さまで小さくなりました。


基壇部の様子です。こちらも解体工事がかなり進みました。


南東側から見た様子です。周囲の高層ビルと見比べると、マルビルが低くなった事が良く解ります。


最後は南側から見た様子です。

2024年4月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年3月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


南東側から見た様子です。解体工事が進み、この1ヶ月間で少し低くなりました。


南側から見た様子です。

 


西側から見た様子です。周囲のビルと見比べると、マルビルが低くなってきている事がわかります。


北西側から見た様子です。」


撮影ポイントを変えて、大阪梅田ツインタワーズ・サウスから見た様子です。めちゃ低くなってますね。

 



さらに撮影ポイントを変えて、ノースゲートビルディングから見た様子です。まだマルビルが確認できますが、来月には見えなくなっているかもしれませんね。。


最後は引き気味で見た周辺の様子です。

2024年3月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年2月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。l」


南側から見た様子です。この1ヶ月間で明らかに低くなりました!!

 



アップで見た様子です。マルビルは、施工階やその上下階にユニット足場を組みタワークレーンを設置して、屋上階から部材をブロック単位で順に解体して地上に降ろしていく「ブロック解体」工法で解体されています。

 


南西側から見た様子です。


撮影ポイントを変えて、大阪梅田ツインタワーズ・サウスから見た様子です。建て替え後のマルビルは高さ約190m、梅田で最高峰に近い超高層ビルに生まれ変わります。

 


足元周りの様子です。この敷地面積に容積率2000%を適応して、高さ190mの超高層ビルを実現します。」


さらに撮影ポイントを変えて、ノースゲートビルディングから見た現地周辺の様子です。


解体工事が進む大阪マルビル。もう少しで、ノースゲートビルディングから見えなくなりそうですね。

2024年2月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年1月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


北東側から見た様子です。前回に比べて少しだけ低くなっていました。


西側から見た様子です。


南西側から見た様子です。


南側から見た様子です。商業施設概が入っていた基壇部がかなり小さくなっています。


基壇部の様子です。


最後は撮影ポイントを変えて、大阪梅田ツインタワーズ・サウスかえら見た様子です。

2024年1月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年10月だったので、約3ヶ月ぶりの撮影です。


南東側からみた様子です。ビル全体が足場に覆われており、解体工事が本格化していました。


アップで見た様子です。ガラス窓が取り外されていますね。


北東側からみた様子です。

 


北側から基壇部を見た様子です。解体工事が進んでいる事が良く分かります。

 


最後は西側からみた様子です。

2023年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年7月だったので約3ヶ月振りの撮影です。

 



南東側から見た様子です。基壇部に解体足場が組まれており、タワークレーンも設置されていました。いよいよお別れです。


南西側から見た様子です。


西側から見上げた様子です。

 


北側から見た様子です。

 


撮影ポイントを変えて、大阪梅田ツインタワーズ・サウスから見た様子です。

 


最後は建てアングルで見た様子です。大阪も超高層ビルを解体して、さらに高く大きい超高層ビルに建て替える、そんな時代が到来しました。

2023年7月の様子



大阪・梅田のランドマークとして長年親しまれた「マルビル」。竣工後50年近くが経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となり建替えが決定、2023年5月31日に全テナントの営業が終了しました。

 


営業を終了したマルビルですが、早くも解体足場が組まれ始めており、いよいよ建て替え計画が始動しました。

 


ヒルトン大阪側から見た様子です。大阪マルビルを「都市の大樹」に見立てて壁面緑化を試みるプロジェクトは大成することなく、マルビル本体が姿を消すことになるとは・・・。

 


南側から見た様子です。


南東側から見た様子です。


最後は撮影ポイントを変えて、梅田スカイビルから見た様子です。

 

2022年5月の様子


現地の様子です。2023年夏に解体工事に着手する予定なので、マルビルの勇姿を愛でられるは、あと1年あまりしかありません。「早めに記録しておこう」と思い、晴天の日に撮影してきました。

 

 

 


もはや知らない人が多いと思いますが、マルビルでは、大規模な壁面緑化プロジェクト「都市の大樹」計画が進められていました。

計画は、大和ハウス工業株式会社・大和リース株式会社・株式会社大阪マルビルの3社が建築家 安藤忠雄氏と協働し、都市型ホテル「大阪マルビル」の壁面を10年かけて緑化し、大阪のシンボルとして「緑の大樹」を造り出す壮大な緑化計画で2013年にスタートしました。

 

大阪マルビル緑化プロジェクト「緑の大樹」 13.02



 

 

 


最近の緑化の状況ですが、10年が経過しているにも関わらず、ツタはあまり成長していません。大規模壁面緑化計画は上手く行かなかった様で、大樹計画が大成する前にマルビル本体が建て替えられる事になりました。

 

 


南側から見た様子です。

 

 


最後はマルビルを取り囲むように建設された超高層ビル群との絡みです。