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【2019年9月末閉店】イオン京橋店(旧ダイエー)が9月末に閉店、建替え再開発へ!


ビッグニュースが飛び込んできました!読売新聞が伝える所によるとイオン京橋店が2019年9月末で閉店し、4~5年後を目処に建て替えを目指すとの事です。イオン京橋店は1971年にダイエー京橋店としてオープンした古参の店舗で、最盛期には国内のGMS店舗の日本一を記録した事がある有力店でしたが施設の老朽化と競合激化により競争力が失われていました。

 

 

都市再生緊急整備地域に拡大指定

 

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大阪京橋駅・大阪ビジネスパーク駅周辺・天満橋駅周辺地域(PDF)

京橋駅周辺地は、2017年8月2日に都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域に指定され、再開発の機運が高まりました。またJR西日本と京阪ホールディングスの両者は、地域整備方針に掲げられているターミナル駅としてふさわしい、駅利用者の利便性向上に資する交通結節点としての機能整備に連携して取り組む事になったと発表し、将来のまちづくり構想の策定に向け関係先と検討を進める意向を示していました。

 

 

 

 

OBPと京橋駅がついに一体化

 



京橋地区は長年にわたり2つのエリアに分断されてきました。1つは大阪の副都心として開発されたOBP、もう1つはJR・京阪・地下鉄が集中する京橋駅付近です。

OBPは地区面積約26ha、施設延べ床面積約85.4万㎡、昼間人口約10万人に達する一大ビジネスゾーンで、京橋駅は一日あたりの乗降客数が約46万人達する乗り換えターミナルです。なかなかパンチのある地区が隣接していますが、この2つの地区は国道1号やJR学研都市線が立体化されていない為に街が各所で分断されており、面的広がりに乏しくお互いが相乗効果を生み出せていない状態がつづています。

今回建替え計画が明らかになったイオン京橋店は、京橋地区の「ヘソ」とも言える場所に位置しており、ここの再開発を工夫すれば、長年一体感が乏しく分断状態がつづいた京橋地区を一体化する可能性を秘めています。

 

 

 

駅からOBP→大阪城方面に向かう人の流れが大きく太くなる

 

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再開発が人の流れを変えた好事例として「グランフロント大阪」があります。橋上駅舎→ノースゲートビル→グランフロントに続く新しい人の流れは大阪駅北側に新しい賑わいを作り出しました。もし、グランフロントとノースゲートビルが複雑な歩行者導線で接続されいたならば、ここまでの賑わいが生まれる事はなかったと思います。

今回のイオン京橋店の再開発で京阪+JR駅から京橋に向かう導線が整理整頓され解りやすくなれば、まるでグランフロント大阪・・とまでは行かなくても駅とOBPの心理的な距離が短縮され街が一体化される事になります。

玉造筋の北進を諦めたのであれば、JR←→京阪間の高架下広場から新・イオン京橋ビルに向かう6連エスカレーターを設置し人波を2階レベルにくみ上げる仕掛けを作り、新ビル経由でOBP方面に人を送り込む事が出来るはずです。

 

 

 

新・イオン京橋店はフォーラス+ホテルの複合ビル?

 


イオンが展開する商業施設で駅ビル的な展開で大成功している店があります。金沢駅前にあるフォーラスです。敷地面積:10,286 m2、商業施設面積:45,846 m2、延床面積:60,320 m2、テナント数:189の規模で、イオンの専門店部分+レストラン街に特化した様なフロア構成となっており、ちょっとした百貨店の様なクオリティを持っています。

新・イオン京橋店は郊外にある別のイオンと差別化を図る為、都心型の業態「フォーラス」を投入してくる可能性があります。また、駅前立地なので土地の高度利用は必須となる為、高層ビルになる可能性が高いです。その場合、低層階がフォーラス、高層階はホテルといった複合ビルになると思います。

 

 

 

新ビルは地上34階建て高さ170m?

 

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御影タワーレジデンス。高さ170mのビルはこんな感じ

敷地面積約1.5ヘクタール、建ぺい率60%、規制緩和で容積率が1000%に緩和されたと仮定した場合、単純計算で建築面積9,000㎡、延べ床面積150,000㎡のビルが建設可能です。

さらに低層部を商業施設、高層部をオフィスまたはホテルとします。低層部の商業施設は8層9,000㎡=72000㎡。高層部はフロア面積を3,000㎡(フェステイバルタワーウエストは約2640㎡)とした場合、高層部は26層78,000㎡となり、合計で34階建てのビルになります。さらに階高5mで計算するとビルの高さは170m程度になります。

上記の計算はすべて仮定の仮定なので確度は低いです。容積率が1500%緩和ならば延べ22.5万㎡のビルが建設可能になり、上記の値がすべて変わります。

 

長年待ち焦がれた京橋地区の再開発。エリアの「ヘソ」と言えるイオン京橋店の建て替え計画が明らかになった事は大きな前進と言えます。報道では4〜5年後の開業を目指し関西地区の旗艦店にしたい、との事です。今後は隣接するJR、京阪とも連携して、地区全体の価値を上げる取り組みが行われる事になります。

9 Comments

S

ようやく、プロジェクトが動き出しましたね。嬉しいです。
イオンの再開発にあたっては、フォーラス(OPA)でももちろん大歓迎ですが、個人的には京阪百貨店の旗艦店(本店)ができてくれないかと、常々、密かに願っています。
梅田と言えば阪急みたいに、京橋と言えば京阪なんですよね。京阪モールだけでは、あまりにも発展の余地がないし、やはり京阪には京橋でもっともっと存在感を示して欲しいです。
イオン+百貨店の組み合わせとして西大寺のならファミリーがありますが、あのような感じで京橋が活性化してくれたらいうことないのですが。

ぽてちん

京阪モールとイオンの間にある川の埋め立て跡の道路も街を分断しているようにも思います。真っ直ぐじゃないし土手が残っていて高低差もあるし、どうにかならないんでしょうかねぇ…
この建て替えが学研都市線の地下化、周辺道路や駅ビルを含めた整備につながっていくことを期待します。

ぽり

イオン京橋はダイエー時代から建物自体が耐震強度不足が指摘されていて、強度不足の建物より、避難の要である連絡デッキや階段が耐震強度ゼロが問題でした。
ロングさんが書かれているフォーラスは金沢が最後で唯一の業態で、全国では既にOPAに業態変換しています。フォーラス運営会社はOPAなので、どちらでもいいですけど。 秋田のフォーラスは耐震強度不足で建て替えた場合容積率が下がるので、建物中央部を吹き抜けにして、建物を軽くし補強工事と併せて、OPAとして再生しました。

K

大きなポテンシャルを持ちながら、やっとの開発ですね。年々くたびれていく京橋をみながらもどかしく思っていました。最近盛り返しつつあるOBPや大阪城公園とスムーズにつながることを期待しています。
コムズガーデン等メトロや周辺の京阪もより力を入れて街として力を上げてほしいです。

SH

下から商業・オフィス・ホテルならいいな
170~200mの高さになれば大阪城側から見た時にOBPの後ろから突き出すのでビル群のバランスがより美しくなりますね

枚方市民

なるほど、フォーラスですか、、、確かに京橋なら可能性ありそうですね。私は名古屋で行われているオフィス複合型もあり得るかなと。上層部はホテルかマンションでしょうけど。

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