出典:和束町
星野リゾートは2018年1月30日付のニュースで、和束町及び京都府と「パートナーシップ協定書」を締結したと発表しました。協定書は、和束町の茶業や景観を生かした魅力的な宿泊施設の整備に向け、星野リゾート、和束町、京都府が協働して検討をすることを定めています。京都府和束町は鎌倉時代から宇治茶栽培の中心地として知られおり、緑色の波文様の美しい茶畑が町中に広がり、和束町の稀有な景観を創り出しています。
和束町には、日本の喫茶文化を茶葉の品質向上や生産面で支えてきた茶業、茶畑の景観の他にも、マツタケ、山椒、京野菜等の魅力的な名産地です。星野リゾートは和束町の自然や文化などの魅力を存分に活かした宿泊施設の整備に向け、今後も和束町、京都府と協力し検討をして行くとしています。
【出典元】→和束町>星野リゾートとパートナーシップ協定を締結
→星野リゾート:京都府・和束町 宿泊施設開業に向け 「パートナーシップ協定書」締結のお知らせ
宇治茶の4割弱を生産する産地
出典:和束町
和束町は、京都府の南端付近に位置しており、どちらかと言うと奈良市に近い立地です。最寄り駅は木津川市内の加茂駅で、大阪駅からは大和路快速で一直線、約1時間15分で行ける立地です。そこから和束町までは、バスかタクシーでの移動となりますが、ホテル開業時にはリムジンバスを出す事になりそうです。奈良市の奥座敷的な位置とも言える立地、茶畑という景観とコンテンツ。星野リゾートは、また「他社が気づかない所に目をつけた」と関心する事しきりです。
出典:和束町
京都府・和束町の宿泊施設開業に向け「パートナーシップ協定書」を締結した星野リゾート。同社がこの立地で、どんな事業を展開するのか?新今宮駅前の出店発表と同じく多くの注目を集める事になりそうです。
2022年7月の様子
数年前に星野リゾートと京都府・和束町がパートナーシップ協定を締結しましたが、その後音沙汰がありません。コロナ禍によってインバウンド需要が消失した事などによって開発計画が先延ばしにされたと思われます。
しかし、コロナとの共存を模索する段階に来ている事から、観光需要の回復期が近づいている事から、和束町の計画が再始動するかもしれない、と思い現地を取材してきました。ちなみに、和束町の何処にホテルが出来るのか?施設規模やブランドなど計画詳細は現段階では不明なので、「宇治茶の主産地」がイメージできる所を撮影してきました。
陽当たりの良い斜面に広がる茶畑が壮観です。
よく手入れされた茶畑はキラキラして見えて美しいと思いました。また、なんとも言えない良い香りが漂っており、これは現地で体験しないと解らない魅力があるな、と思いました。
和束町の星野リゾート。詳細は不明ですが、茶畑が広がる長閑な町にどんなホテルを作るのか。どんな切り口で魅力を再発見させるのか。星野リゾートは、常人が思いつかない切り口で攻めてくる事が多いので、和束町の新ホテルがとても楽しみです。
ここは色々めんくさい地域なんでほんとにどういうホテルができるのか注目です.
星野リゾート、いいですねえ(╹◡╹)こういった時代をリードし、かつ積極果敢な経営姿勢はカッコいいとさえ感じます。
昨年大いに話題になった新今宮駅前に加えて、明日香村にもホテル建設計画がありますし、ますます目が離せません(๑・̑◡・̑๑)