国立京都国際会館の特集2回目はRoom A・D編。メインホールと同じく、こちらも普段は入れないエリアですが、ICC Kyoto/国立京都国際会館さんが開催した、夏休みイベント『ICC Kyoto Open Week』で7月22日(木・祝)~7月25日(日)の期間限定で見学する事が出来ました!
※国際会館の施設概要などは、第1回:外観編をご覧下さい!
VIPなどの接遇をスムーズに行える『Room A』
Room Aは、Main Hallと共通した台形の構造の中規模会場で、重厚感ある議席机で作る特徴的な馬蹄形のレイアウトから、スクール形式やシアター形式など多様な座席配置が可能です。
上階には独立した入り口を持つ階上席が設けられ、合わせて770席まで収容できるため、急な参加者数の増減にも対応可能です。また、報道関係者や一般傍聴者などとエリアを分けることができます。ホール奥には和の設えの専用控室があり、VIPなどの接遇をスムーズに行うことができます。
天井高さは9mあり、かなり広々としています。
世界のVIPが集う特別な空間です。
ステージ側から見るとこんな感じです。
傍聴席の様な感じの階上席の様子。
天井には鶴をモチーフにした飾りがありました。
ドレープをイメージさせる流線型の壁面が特徴『RoomD』
『Room D』はドレープをイメージさせる流線型の壁面が、柔らかな雰囲気を醸し出す中規模会場です。正面玄関からの誘導が分かりやすいため、一般の方が参加されるようなイベントをはじめ、2階のRoom Aから階段を降りてすぐの位置にあるため、分科会場としてもよく利用されています。
『Room D』は中継車駐車場との距離が近く記者会見にも適しています。専用の広々としたロビーはコーヒーブレークをはじめ、ポスター展示なども可能です。
メインホールやRoom Aとは一転して、曲線を多用した柔らかい空間が広がっています。
壁面はドレープをイメージした作りとの事です。
ステージ側から見るとこんな感じです。整然とならんだ椅子が美しい・・。
最後は縦アングルで見た様子です。天井のシャンデリアは、やはり地球をイメージしているのだと思います。