御堂筋線21系は、大阪市営地下鉄の通勤形電車電で、1991年から1998年にかけて10両編成18本(180両)が日本車輌製造・東急車輛製造・近畿車輛・川崎重工業の4社で製造されました。
新20系は基本設計の共通する21系・22系・23系・24系・25系の各系列の慣用的な総称である。5系列合計で87編成560両が製造、さらに2005年に24系をベースとした大阪港トランスポートシステムのOTS系2編成12両も新20系に編入され、2017年現在は合計89編成572両が在籍しています。最初に営業運転を開始したのは谷町線22系と四つ橋線23系で、ともに1990年6月から営業運転に入りました。
→大阪市交通局ー御堂筋線21系リニューアル車 →大阪市交通局ー中央線24系リニューアル車(24603F)に設置されたLCD方式の乗客案内装置(液晶モニタ) →大阪市交通局ー千日前線25系リニューアル車 →大阪市交通局ー堺筋線66系リニューアル車 →大阪市交通局ー長堀鶴見緑地線70系電車 →大阪市交通局ー今里筋線80系電車 →大阪市交通局ーニュートラム100A系電車
21系はリフレッシュ改造に伴い車内デザイン変更が行われています。第1弾はにぎわいのある「御堂筋」を、大動脈を表す「赤色」と御堂筋の並木をイメージする「イチョウ柄」で表現していましたが、第2弾は穏やかな「御堂筋」をイメージしてデザインを一新し、全体的に落ち着いた色調になりました。
乗降ドア付近の様子です。ドア左右に赤色のアクセントを配し、扉や仕切り袖は木目調になり上質感がアップしました!
車内案内表示器は32インチハーフワイド液晶が採用されています。ウルトラワイドな表示が可能で、路線図や編成表示がとても見やすいです。
今回の変更で一番大きく変わったのが床。以前「サラミみたい」と話題になった赤色から、石目模様+ストライプの組み合わせになりました。これはいいですね。
サラミネタの震源地はOsaka-Subway.com.さん
【コラム】サラミ地下鉄にサラミを持ち込んだらサラミマシマシだった https://t.co/YFEl8bMHeL @osakasubwaycomさんから
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) December 13, 2019
シートモケットは従来と同じですが、ドアや床面のデザインが変わっただけで、車内の印象が落ち着いたムードに変わりました。
デザインが変更された御堂筋線21系リニューアル車。以前の「サラミ内装」は「色調的に最悪の取り合わせ」だと思っていたので、デザイン変更は本当に嬉しいです。大阪の大動脈に相応しい都会的なインテリアだと思いました。
この御堂筋線21系も全編成のリニューアルが完了、そして30000系も投入が完了。
そして昨日、最後の1編成だった10A系がデビューから約半世紀でついに引退しました。
御堂筋線及び相互乗り入れの北大阪急行線も全駅に可動式ホーム柵が設置完了して、本格的な新時代の到来を感じました(^_^)
この御堂筋線の21系も、最後まで残っていた未更新編成のリニューアルが完了して今週月曜日から営業運転に復帰しました。