キャスティ21は、JR姫路駅周辺の操車場跡地で行われている再開発計画です。姫路市はJR姫路駅の西隣にあたるコアゾーンの開発事業コンペの選定結果を2013年2月25日に公表しました。コアゾーンは駅地近い順に3つのブロックに分かれており、Aブロック(9,493m)はマルイトグループ、Bブロック(7,892m)は山陽企業、Cブロック(5,585m)は神戸滋慶学園がそれぞれ最優秀提案者に選定されました。
特に注目されるのがAブロックで計画されている(仮称)ホテルモントレ姫路で、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90mの高層ビルが計画されており、実現すると姫路市では最も高い高層ビルとなります。完成予想パースを見ると、岡山市のリットシティビルや、広島市のシェラトンホテル広島に近いイメージになるのではないでしょうか。
【スペック】
名称:(仮称)ホテルモントレ姫路
階数:地上21階、塔屋1階、地下1階
高さ:99.90m
客室数:223室
主用途:・都市型ホテル・バンケット・レストラン ・貸会議室
・スパ ・婚礼施設 ・5層程度のテナントエリア(商業施設)
敷地面積:9,493m2
建築面積:6,273m2
延床面積:55,060m2
着工:2014年09月(予定)
竣工:2016年12月(予定)
現地の様子です。敷地面積は1ha弱の広さがあり、周囲にお置きなビルが無い事からメチャクチャ広く感じました。
南側から見た様子です。今年9月の着工を静かに待っている様な感じですね。
敷地の周囲を一周してみましたが、撮影時点では建築計画のお知らせは掲示されてませんでした。姫路市は、世界遺産である姫路城に加えて、時速300km/hで通過する新幹線を一番たくさん見られる、新幹線ビュースポットとして海外では有名だそうです。最近の円安基調やLCCの台頭により訪日観光客は増加の一途をたどっており、豊富な観光資源を持つ姫路市の宿泊需要は更に高まってきそうですね。
姫路市には駅南にホテル日航姫路がありますが、世界遺産を有する有名観光地の割にめぼしい3〜4つ星クラスのホテルがありません。ホテルモントレは良いところを突いてきたと思います。
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確か在来線と新幹線高架に挟まれ、つるはしを作る鉄工所とか、小さなグランドがあったような気がします。在来線高架が実現するまでは、のどかといえばのどかですが、実にもったいない土地活用だったわけです。逆にいえば今になって、こんな一等地に広場やガーデンを作れるぐらいの遺産的な土地が残されていたわけですね。
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いつもいつも、楽しく拝見させていただいております。
このホテルが建つ前、この場所は何があったのでしょうか・・・
飲み屋さんのような小さな飲食店が密集していたとか、でしょうか。何か気になりまして。突然すみません。