神戸市は同市の都心・ウォーターフロントの長期的な将来構想「港都 神戸グランドデザイン」を策定し、ハーバーランドからHAT神戸までのJR以南エリアのウォーターフロント地区の魅力向上に取り組んでいます。このグランドデザインに沿う形で新港突堤西地区の再開発が進んでいます。以前お伝えした、ラ・スイート社が建設している「(仮称)神戸新港第一突堤プロジェクト」もその一環です。
【出典元】
→「港都 神戸」グランドデザイン~都心・ウォーターフロントの将来構想~
「(仮称)神戸新港第一突堤プロジェクト」につづいて、東隣に位置する新港第二突堤の開発も動き出しています。神戸市は、新港第2突堤について、既存市営上屋(倉庫施設)の撤去後に、事業コンペなどで集客商業施設を誘致する方針で、グランドデザインに沿った港都・神戸の振興に資する整備を進めていく予定です。
既存上屋の取り壊しが始まっていました。バリバリ壊しています。
神戸市が2011年度末に策定した『港都 神戸』グランドデザインでは、新港第1・第2突堤に文化・集客・観光機能を核とした商業・宿泊施設を誘致、第3・第4突堤のターミナルは施設をリニューアルする方針が示されており、突堤基部では特色ある居住・商業業務機能を導入するとしています。
ウォーターフロント地区の再整備計画が動き出した神戸市。神戸は港町ですが都市部と水辺は国道2号線や阪神高速道路、突堤基部に立つビル群により隔絶された状態になっており神戸市も問題意識を持っています。今回ご紹介した新港突堤西地区を皮切りに、グランドデザインの通り、親水性の高い「にぎわいのエリア」がさらに東へ拡大してほしいですね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
神戸の最大の強みであるウォーターフロントと都心部が切り離されているのは確かに問題ですね。ボストンの高架道路撤去の事例のように、阪神高速を地下化するのもアリかもしれません。