富山地方鉄道 新黒部駅は、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅東口の南側に位置する、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。北陸新幹線の新線駅開業に先がけ2015年2月26日に開業しました。
ホーム西側には鉄骨作り平屋建て、延床面積58.3平方mの駅舎があり、ホームとは階段およびスロープで連絡しています。上下線で共用するホームは全長85 mで、このうち電車2両分に該当する40 mには上屋が架設されています。無人駅扱いですが9時から18時まではアテンダントが常駐し、一部乗車券の販売(17時30分まで)、乗換案内や観光案内をおこなっています。またホーム西端には構内踏切があり、歩行者が線路南側の駐車場と行き来することができます。
【過去記事】
→北陸新幹線―黒部宇奈月温泉駅(ホーム、改札内コンコース編)
→北陸新幹線―黒部宇奈月温泉駅(駅舎外観・駅前広場編)
→富山地方鉄道―新黒部駅
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新幹線ホームから見た、富山地方鉄道ー新黒部駅の様子です。新幹線駅に隣接する様子が良く分かるカットです。
富山地方鉄道の新黒部駅は、ホームの整備や路盤の勾配修正などの駅設備整備には約1億7千万円がかかっており、国と富山県、黒部市が事業費の3分の1ずつを負担しました。駅舎はホームなどの駅設備とは別事業として、黒部市が事業費全額を負担して整備されました。
新幹線駅からは徒歩約3分程度でアクセス可能です。途中の経路には上屋が設置されていました。
新黒部駅の駅舎の様子です。無人駅ですが立派な駅舎が設けられています。
駅舎内部は観光案内所件、待合所となっていました。
ホームの様子です。ホームの有効長は85m。1面1線の超シンプルな配置となっています。
ホーム上の様子です。ほとんどの電車が2両編成なので、その2両分にあたる箇所に上屋と防風スクリーンが設置されていました。
反対側から見通した様子です。新幹線駅が間近に見えています。
ホーム端からホーム全体を見通した様子です。
駅名票の様子です。大都市圏の地下鉄の様な洗練された案内サインとなっています。ちなみに2014年度の新黒部駅の1日あたりの乗降人員は286人となっています。
撮影していると、宇奈月温泉方面から普通電車がやってきました!
富山地方鉄道14760形電車です。富山地方鉄道創立50周年にあたる1979年に、同社初の冷房車としてモハ14760形モハ14761-モハ14762 – モハ14765-モハ14766の2両編成3本・6両が竣工しました。翌1980年には、鉄道友の会よりローレル賞を受賞した。1979年から1981年にかけての3年間にわたって増備が続けられた。
最後は新黒部駅で夕日を浴びながら停車している富山地方鉄道14760形電車の様子です。
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昔、子供の頃に富山へ家族旅行をした際にこれに乗ったんですよ。まだ現役で頑張ってるんですねー٩( ᐛ )و
駅はすっかり様変わりしましたけど、黒部・立山連峰の雄大な風景は変わらずでやはり素晴らしい。いい画像を拝見できました(╹◡╹)