咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発はアーク不動産に決定。22階建て約600室のホテルや600戸のマンション等を開発


大阪市と大阪港トランスポートシステムは、両者が所有する、咲洲コスモスクエア地区の複数区画の土地を複合一体開発する事業者を募集していましたが、アーク不動産を事業予定者に決定したと発表しました。計画地は、咲洲コスモスクエア地区の複数区画の土地(4区画、計44,153.62㎡)で、提案価格は71.8億円です。

【出典】
→大阪市;咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発用地売却に関する開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定しました

 

 


用地は4つの区画に分かれており、スポーツ施設、物販飲食店、分譲マンション、600室規模の高層ホテルなど、合計11棟が建設されます。

画地1:店舗(飲食)、スポーツ施設
地積: 12,073.00
5棟、1階、延床面積約2,000㎡、
着工:2023年度、竣工:2024年度

画地2: 店舗(物販、飲食)
地積: 12,443.71
3棟、2階、延床面積約6,600
着工:2021年度、竣工:2022年度

画地3: 共同住宅(分譲)
地積: 16,205.39㎡
2棟、15階、約300戸・約300戸(合計約600戸)
着工:(1期)2018年度、(2期)2019年度、
竣工:(1期)2021年度、(2期)2022年度

画地4:複合ビル(ホテル、店舗)
地積: 3,431.52㎡
1棟、22階、約600
着工:2025年度、竣工:2027年度

 

 

 



現地の様子です。提案内容を見ると、区画3:分譲マンションは妥当な線だと思います。区画4:22階建てホテルも現在のホテルの逼迫状況から考えると、これも硬い線だと思います。ただ、着工:2025年度、竣工:2027年度となっている所が気になります。区画1,2はどんな開発になるか、ちょっと想像がつきません。立地的に物販店舗は厳しいそうです。スポーツ施設は内容によれば程々に集客出来るかもしれません。最近動きが無かったベイエリア咲州地区での久々の大型開発案件なので、是非とも実現して欲しい所です。