叡山電鉄は、2018年01月26日付のニュースリリースで、同社が投入を計画しているしい観光用車両 「ひえい」のデビュー日が2018年21日に決定したと発表、同時に、その斬新な外観デザインの完成予想パースが公開されました。
この車両は、既存の叡山電鉄700系電車を大規模リニューアルしたものです、特筆すべきはこの前面デザイン。当初のイメージパースでは「カメラのレンズ」の様に見えましたが、詳細なパースを見ると、比喩表現が難しいほど斬新なデザインです。この外観デザインは「比叡山」と「鞍馬山」が発するダイナミックな「気」の循環を、2つの山頂を極とする楕円ループになぞらえたものだそうです。
出典:新しい観光用車両 「ひえい」 のデビュー日が 3月21日(水・祝)に決定しました(PDF)
【過去記事】
→まるでカメラのレンズ!?叡山電車の未来過ぎる観光用車両が2018年春にデビュー!
出典:叡山電鉄
【外装デザイン】
叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空 気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕 円」というモチーフで大胆に表現しています。 また、側面に配されたストライプは比叡山の山霧をイメージしています。
出典:叡山電鉄
出典:叡山電鉄
衝撃的なのが、この内装。もう、なんでしょうか、この空間。観光地にありがちな和モダンなデザインを超無視した未来チックなデザインは外観同様に突き抜けた印象です。これは本気で乗ってみたいなぁ・・・。叡電の新しい観光用車両「ひえい」。ネット上でも相当話題になっていますし、このインパクト抜群の外観から相当人気の電車になりそうですね。
【内装デザイン】
座席にはゆったりとしたバケットシートを採用。お客さま一人ひとりの着席ス ペースを明確にするとともに座り心地の向上を図っています。 照明には、当社の車両では初めてLEDダウンライトを採用し、今までの当社 車両とは違った非日常感を演出しています。
出典:叡山電鉄
観光車両「ひえい」
運行開始日:2018年3月17日(出町柳駅12時22分発、八瀬比叡山口 駅12時44分発から運行開始)
運行区間 :叡山本線 出町柳駅~八瀬比叡山口駅間
運行日:火曜日を除く毎日(定期点検時などは長期運休期間が発生する事があります)
運賃:乗車区間の普通運賃(特別料金は不要)
【例】出町柳駅~八瀬比叡山口駅 大人片道260円、小児片道130円となります。
http://railf.jp/news/
2月4〜5日にかけて、トレーラー牽引による陸送が行われました。やっぱりインパクトが凄いです( ^ω^; )
顔がOになってるなんて…ゼロホームのCMを思い出してしまった。まさに魔改造ですね。
この車両を知らない観光客が見たら、ひぇ~ぃ!とびっくり仰天するでしょう。
なんというか…“ミニオン”みたいな顔してますよね(#^.^#)
既存車両をここまで大改造するとはすごいです、お見事(๑>◡<๑)