オービック御堂筋ビル（ザ ロイヤルパークホテル大阪御堂筋）の建設状況 18.03

オービック御堂筋ビル（ザ ロイヤルパークホテル大阪御堂筋）は、情報システム会社のオービックが御堂筋に計画している再開発計画で、ホテルとオフィスで構成された超高層ビルの建設計画です。計画名称は（仮称）御堂筋平野町計画。地上25階、塔屋2階、地下2階建て、延床面積55,533.82m2、高さ116.35ｍの超高層ビルになります。2017年５月に着工、2020年1月の完成を予定、投資額は約250億円です。

【スペック】
名称：オービック御堂筋ビル
計画名称（仮称）御堂筋平野町計画
所在地：大阪市中央区平野町４丁目１３－１番他２７筆
階数：地上２５階、塔屋２階、地下２階
高さ：116.35m
構造：S造（一部SRC）造
杭・基礎 ：
主用途：店舗、事務所、ホテル、駐車場
客室数：352室
敷地面積：3,924.19m2※船場後退後有効面積
建築面積：3,108.97m2
延床面積：55,526.73m2　※容積対象面積：48,914.62㎡
建築主：オービック
設計者：鹿島建設
施工者：鹿島建設
着工：2017年05月（予定）
竣工：2020年01月（予定）

現地の様子です。前回の撮影が２０１８年０２月だったので、約１ヶ月振りの取材です。この１ヶ月間で工事現場の様子が一変していました。

あべのハルカスやフェスティバルタワーの建設で見られた自力昇降式の落下防護柵が登場していました！ビルの成長に合わせてグリーンの部分が上に上に移動して行きます。

規模は異なりますが、フェスティバルタワー建設時に使用された自力昇降式の落下防護柵の様子です。

オービック御堂筋ビルの公式Webサイトを見ると、このビルが御堂筋高さ制限解除第１号案件との事です。＠関西人さんも書かれていましたが、僕も先に建設された三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館が、御堂筋沿い初の１００m超え案件で、規制緩和１号案件だと思っていました。

ただオービック御堂筋ビルの公式サイトには「新しい街並み誘導のルールにもとづき、高さ・容積率・にぎわい創出等を地区計画で適応する第１号」との注意書きがあるので、規制緩和１００ｍ超えは１号は三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館、オービック御堂筋ビルが２号。諸条件を満たした規制緩和１号がオービック御堂筋ビルと理解しましたがどうでしょうか・・・。（角地で先に規制緩和された本町ガーデンシティは除外）

オービック御堂筋ビルの公式Webサイトが公開されたお陰で、最新の完成イメージパースを見られる様になりました。上のパースは公式サイトからの引用ですが、御堂筋側の低層部はこんな感じになります。当初の完成イメージとは随分異なっています。

北東側から見た様子です。

ビルの西側にはホテル客向けに車寄せが設けられます。１Fは店舗区画が５区画あります。ビル断面は長方形ではありません。

最後は南西側から見た様子です。