船場センタービルは大阪都心のど真ん中に位置する東西約1kmに及ぶ横長のビル群で、延べ床面積は約17万平米。昭和45年の開業から43年が経過し、外壁の老朽化が進んでいる事から、今回外壁のリニューアルが行われる事になりました。改修計画は白っぽいアルミパネルで建物を覆い、パネルに開けた穴から内側の壁の色が見えることで伝統的な着物柄の小紋模様が外壁一面に浮かび上がって見え、明るくスタイリッシュなイメージに変える計画です。工事費は19億2千5百万円。また夜間はLEDでライトアップされる予定です。
【過去記事】
→船場センタービル外壁リニューアル工事 15.06
→船場センタービル外壁リニューアル工事 15.04
東側から始まり、西側に向けて段階的にリニューアル工事が行われてきた船場センタービルですが、今回取材してみると、一番西端の10号館までリニューアル工事が進み、ようやく全体が完成状態になりました。
こちらは御堂筋付近の様子です。写真は御堂筋西側の10号館壁面の様子です。
振り返って御堂筋東側の9号館壁面の様子です。壁面デザインが若干異なっています。
9号館に取り付けられたロゴマークをアップで。
続いて10号館を南東側から見た様子です。
10号館を北西側から見た様子です。全長約1kmにも及ぶ船場センタービルの西端部分です。
ついに外壁全体のリニューアル工事が完成した船場センタービル。以前の茶色の外観が思い出せないほどの変貌ぶりです。このあたりは毎日仕事で歩いているので、すっかり見慣れた光景になりました。また、御堂筋付近の夜間ライトアップも始まっているので、近々、こちらも取材してご紹介したいと思います。