JR北海道ー新千歳空港駅リニューアル工事の状況 19.02


JR北海道は新千歳空港駅のリニューアルを行い2018年12月26日の始発から施設の全面供用を開始しました。新千歳空港駅のリニューアルは近年急増する訪日外国人に対応するために実施され、2018年4月に着工し、9月から「みどりの窓口」やインフォメーションデスク(外国人デスク)など一部の供用を開始していました。12月26日からは、待合室/喫煙室/多機能トイレ/授乳室/大型ビジョン/記念撮影スポットが使用できるようになり、駅の利用者が利用する部分のリニューアルが完了しました。

 

 

 


以前の新千歳空港駅の様子です。駅は、1面2線のシンプルな地下駅で国内線ターミナルビルの直下に乗り入れています。JR北海道は気候風土が似ているデンマーク鉄道(DSB)と姉妹鉄道提携を結んでおり、以前の駅はDSBとのパートナーシップによってデザインされました。ビビットカラーが目を引くカラーリングですが、天井の濃紺は成層圏の青さを、煌めくスポット照明は瞬く星をイメージしています。第5回(1994年)ブルネル賞奨励賞受賞。

 

 

 

 

 


そして、リニューアルされた新千歳空港駅。以前のビビットカラーから一転して、白くシンプルなデザインとなりました。

 

 

 

 

 

 


デザイン上のアクセントとして、改札口付近の天井でプロジェクションマッピングが行われていました。

 

 

 

 

 

 

 


改札口付近の様子です。僕は以前のデンマーク鉄道(DSB)のパートナーシップでデザインされた駅がお気に入りだったので軽くショックを受けました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後は改札内コンコースの様子です。6✕3=18面を組み合わせたマルチモニターによるデジタルサイネージが設置されていました。