
近鉄生駒駅は近鉄奈良線、生駒線、けいはんな線の3線が集まるジャンクション。駅前には近鉄百貨店生駒店が入る商業施設「アントレいこま」があります。

駅前再開発事業によりロータリーが整備され、橋上駅舎からペデストリアンデッキが整備されました。

駅周辺の丘陵地に張り付くように立てられた住宅。宅地化の進展により、ケーブルカーも通勤利用されています。

大阪との県境にそびえる生駒山を貫く新生駒トンネル(全長3,494m)。奈良線は長大トンネルのおかげで奈良?大阪間を最短距離で結んでおり、通勤時間帯10分毎に雁行する10両編成の快速急行に乗れば、朝通勤時間帯で生駒→鶴橋間15分、難波まで22分程度で到達できる便利さです。さらに09年に開業した阪神なんば線を使えば三宮まで直通できます。

奈良線ホームは日中でも常に混雑しており、利用客の多さが伺えます。LCD(液晶)を多く採用している近鉄では珍しくフルカラーLEDの情報案内装置が設置されていました。

けいはんな線経由で中央線電車が乗り入れています。奈良県内で中央線とは違和感ありまくり。。(^^;この生駒からさらに学研奈良登美ヶ丘駅まで行きます。

生駒駅から東生駒駅付近まで、奈良線とけいはんな線が並走する線別の高架複々線になっています。奈良県内に入って地下鉄が並走する複々線がある事が驚き。けいはんな線は輸送力が逼迫していた奈良線の混雑緩和の切り札として建設されたバイパス路線。このあたりから、奈良線のパワーを感じます。

最後は路線図です。近鉄は奈良県と大阪府を結ぶ通勤路線を4つ(奈良線、大阪線、南大阪線、けいはんな線)有しており、JRを圧倒しています。
近鉄奈良線-生駒駅
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