長崎市新市庁舎は、県長崎市魚の町の旧長崎市公会堂跡地に建設中の市役所庁舎です。規模は地上19階、高さ90.86m、延床面積51,747.66㎡で現庁舎の約1.5倍に拡張されます。2022年08月の竣工を予定しています。現庁舎は、本館、別館など7カ所に分散していますが、新庁舎1棟に集約する事で業務効率化とワンストップサービスを実現します。また、耐震性を強化するなど災害に強い庁舎が計画されています。総事業費は264億円です。
【出展元】→長崎市新庁舎建設実施設計説明書 長崎市/令和元年6月
計画地はこちらです。
【スペック】
名称:長崎市新市庁舎
所在地:長崎県長崎市魚の町4番
階数:地上19階、塔屋1階、地下1階
高さ:90.86m
構造:鉄骨造(一部、鉄筋コンクリート造)
杭・基礎 :
主用途:市庁舎
総戸数:――
敷地面積:6,710.30㎡
建築面積:4,022.69㎡
延床面積:51,747.66㎡(駐車場等を除く庁舎機能の面積:46,228㎡)
建築主:長崎市
設計者:山下設計・建友社設計・有馬建築設計事務所JV
施工者:清水建設・西海・長崎土建JV
着工:2019年07月
竣工:2022年08月(予定)
外観デザインは、市民の拠り所となる安心・安全な庁舎のシンボルとして、免震効果を高めるため木質耐震パネルを用いた「外殻ワッフル構造」。木のパネルは炭素を固定化し、断熱性にも優れるとともに、木の表情が外観として表れるデザインとなります。
広場に面する庁舎玄関、エントランスホールはガラス張りとし、広場との一体性を感じさせる計画。魚の町公園と一対の緑のゾーンを形成することで、市民の憩いの場として、また、ゾーンの一体的な活用により、まちの賑わい創出効果を高める計画となっていす。